北朝鮮

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>呉善花さんならあった!

投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/03/14 14:06 投稿番号: [14943 / 44985]
>ayaya5001様
  はじめまして。
  リラと申します。
  以前よりこのトピや韓国のトピでご意見をお見かけしておりました。ご自分の意見を、とても決め細やかに冷静に書かれるかただと思っております。

  横レスをお許しください。
  呉善花さんのご本からご紹介くださり、ありがとうございました。私もこのところ呉善花さんの著作には大変注目するようになりましたので、興味深く読ませていただきました。

  その上で、一言申し上げさせてください。引用してくださった文章だけを読むと、当時の日本人と朝鮮人の間にはまったく差別感情がなかったように思えてきます。ですが、一方、1920〜26(あるいは28)まで青少年時代を朝鮮で過ごした中島敦は、昭和4年(1929)に発表した「巡査の居る風景――一九二三年の一つのスケッチ」という小説の中で、朝鮮人と日本人の間に横たわる微妙な差別感情とその反作用を描き出しています。もちろんこれは、あくまでも「微妙な」ものであり、今日韓国や北朝鮮で言われているような、暴力的なものではありません。ですが、日本人として当時の現場にいた中島敦の心の中に、一種の朝鮮人への後ろめたさめいたものがあったことは確かだろうと思います。(中島は、その中で「このちょっとした習慣の中にも永遠に卑屈なるべき俺達の精神がひそんでいるのかもしれぬ」などと朝鮮人の主人公に述懐させているので、一方的に日本人を弾劾しているのではなく、あくまでも、差別−被差別の状況に置かれた人間の心の襞を掘り下げていると、私には思えます)
  私は、これまでの投稿をご覧にあればわかりますように、現在の北朝鮮のやり方に対しては不快感と恐怖を感じていますし、韓国から発信される反日的言動にも嫌悪感を持っています。在日の皆様の現在の状況も、非常に危ういバランスの上に成り立っていると判断してもいます。
  そのような私ではありますが、上に書きました中島敦の作品などから伺われるような、当時の日本人の少なくとも一部にはあっただろう傲慢さや差別感情のこともまた、日本人である私達は頭の片隅に置いておいたほうがいいのではないか、とも考えているのです。

  呉善花さんは、非常に勇気のある、公平な見方ができるかただと思っております。これからも多いに注目していくつもりです。
  ayaya5001様のご意見も、今後もうかがっていきたく思います。
  それでは、失礼致しました。
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