反戦運動について(2)
投稿者: oixkozo 投稿日時: 2004/01/12 20:50 投稿番号: [11416 / 44985]
この間の貴方となごやんさんとの対話で、感じた事を話す。
私達の過去の反戦運動は、一党独裁の問題をうやむやにしながら議論してきた。
私自身、後進国ではやむを得ない選択だろうと考えてきた。
私達の過去の反戦運動では、「内ゲバ事件」がよくあった。
この「内ゲバ事件」は、党の神聖化からくる。
私自身は、それ程、内ゲバ事件のようなものは体験していないが、
この党の神聖化という問題では、少なからず体験している。
この党の神聖化と一党独裁は共通するものがある。
ところで、私は、今日の時代になって、ベトナム戦争を振り返ると、
アメリカだけを批判して、北ベトナムの一党独裁を擁護する運動であった。
しかし、今日的な見方で考えると、それでよかったのか、
振り返る必要があるように見える。
ロシア革命では、内戦中でも、政治活動と分派活動は自由であった。
一党独裁は、内戦後、党内の軍事対立を避けるために起こった。
戦争に勝つために、一党独裁が必要になったわけじゃない。
むしろ、一党独裁は、戦争に勝った後に起こった。
戦争に勝つことによって、党が神聖化されたために、
一党独裁が引き起こされたと考えるべきである。
様々な歴史家が指摘するように、この一党独裁は、
社会主義体制を変質させ、解体させる力として、己自身に降りかかることになった。
こうしてみると、これからの先進諸国での反戦運動は、
最低限、この一党独裁との縁だけは、明確に断ち切る必要があると思う。
一党独裁は、特定の党や個人の思想・利権を絶対化し、
国家権力を、彼らの思想・利権を守るための道具にする。
こんな国家は、例えどんなイデオロギーを掲げても、死滅しない。
従って、国境は解体に向かうことはないから、真の平和に向かうこともない。
反戦運動と一党独裁は相容れない事だけは明確にすべきだろう。
これは メッセージ 11411 (yaenanae01 さん)への返信です.
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