>>追加議定書がある
投稿者: bin5ban5 投稿日時: 2003/07/23 22:02 投稿番号: [830 / 43252]
> でもう一度尋ねるが、IAEAの査察は、北朝鮮の『核開発』を食い止めることができたのか?
同じ事です。プルトニウムの抽出が確認されていない以上、核開発についても、その「疑惑」があるという以上のことは分かりません。
北朝鮮の核保有に関して、CIAは、1994年の米朝枠組み合意以前に原爆1、2個分(数キロから十数キロ)のプルトニウムを抽出した、と推定しています。これが事実であれば、IAEAの保障措置協定は有効に機能していなかったことになります。
現在、北朝鮮はNPTを脱退し、その結果、NPT加盟国に義務付けられた保障措置協定も破棄してしまった以上、当然、核開発を実施しているとみなされます。したがって北朝鮮は米朝枠組み合意に違反しています。ただし、核開発が実際にどこまで進んでいるかは明らかではありません。
北朝鮮が「検証可能かつ不可逆的な核放棄」に応じるということは、何らかの「非常に強固で強力なメカニズム」による核査察を受け入れる旨の文書に調印することを意味します。いったん北朝鮮側が核開発を推進する意思を公にした以上、抜き打ち査察を含む追加議定書か、それ以上に厳格な協定の締結を要求するのは当然でしょう。
国家間の関係において問題となるのは、北朝鮮がどのような条項に合意し、その後、合意した条項に従うか否か、という客観的に判定できる側面だけであって、北朝鮮に対して信頼感が持てるか否かは、政府関係者にとっても、民間人にとっても、私的な問題に過ぎません。
> 米高官が言ってた「非常に強固で強力なメカニズム」とは、それのことだったんじゃないのか?
あえて「追加議定書」と言わなかったのですから、査察を実施するのがIAEAであれ、米国の政府機関であれ、追加議定書より厳しい条件を要求していると思われます。
これが米国独自の査察を意味する可能性があると考えられるのは、イラクの大量破壊兵器査察をめぐって、UNMOVICやIAEAと米政府との間に対立が起こり、戦後の査察は、主として米国独自の査察団によって行われているからです。
> これは、抜き打ち査察=「自由なスパイ活動」という意味なのか!?
違います。追加議定書の締結国である日本は、IAEAによる抜き打ち査察を受け入れています。もし、IAEAによる核査察では核開発疑惑を晴らすことができないということになれば、日本が核開発を実施している、と疑う国が出てきた場合、その国、またはその国が信頼する国の諜報機関による日本国内でのスパイ活動を許可する他には、日本の潔白を証明する手段がなくなってしまう、ということです。
2003年07月10日(木)
包括的検証で核封じ込めへ 対北朝鮮、米高官が表明
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20030710/20030710a3590.html
IAEA追加議定書
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/atom/iaea/gitei.html
2003年04月28日
IAEA:イラク査察再開必要 米単独捜索に異議 事務局長
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200304/28/20030428k0000e030050001c.html
同じ事です。プルトニウムの抽出が確認されていない以上、核開発についても、その「疑惑」があるという以上のことは分かりません。
北朝鮮の核保有に関して、CIAは、1994年の米朝枠組み合意以前に原爆1、2個分(数キロから十数キロ)のプルトニウムを抽出した、と推定しています。これが事実であれば、IAEAの保障措置協定は有効に機能していなかったことになります。
現在、北朝鮮はNPTを脱退し、その結果、NPT加盟国に義務付けられた保障措置協定も破棄してしまった以上、当然、核開発を実施しているとみなされます。したがって北朝鮮は米朝枠組み合意に違反しています。ただし、核開発が実際にどこまで進んでいるかは明らかではありません。
北朝鮮が「検証可能かつ不可逆的な核放棄」に応じるということは、何らかの「非常に強固で強力なメカニズム」による核査察を受け入れる旨の文書に調印することを意味します。いったん北朝鮮側が核開発を推進する意思を公にした以上、抜き打ち査察を含む追加議定書か、それ以上に厳格な協定の締結を要求するのは当然でしょう。
国家間の関係において問題となるのは、北朝鮮がどのような条項に合意し、その後、合意した条項に従うか否か、という客観的に判定できる側面だけであって、北朝鮮に対して信頼感が持てるか否かは、政府関係者にとっても、民間人にとっても、私的な問題に過ぎません。
> 米高官が言ってた「非常に強固で強力なメカニズム」とは、それのことだったんじゃないのか?
あえて「追加議定書」と言わなかったのですから、査察を実施するのがIAEAであれ、米国の政府機関であれ、追加議定書より厳しい条件を要求していると思われます。
これが米国独自の査察を意味する可能性があると考えられるのは、イラクの大量破壊兵器査察をめぐって、UNMOVICやIAEAと米政府との間に対立が起こり、戦後の査察は、主として米国独自の査察団によって行われているからです。
> これは、抜き打ち査察=「自由なスパイ活動」という意味なのか!?
違います。追加議定書の締結国である日本は、IAEAによる抜き打ち査察を受け入れています。もし、IAEAによる核査察では核開発疑惑を晴らすことができないということになれば、日本が核開発を実施している、と疑う国が出てきた場合、その国、またはその国が信頼する国の諜報機関による日本国内でのスパイ活動を許可する他には、日本の潔白を証明する手段がなくなってしまう、ということです。
2003年07月10日(木)
包括的検証で核封じ込めへ 対北朝鮮、米高官が表明
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20030710/20030710a3590.html
IAEA追加議定書
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/atom/iaea/gitei.html
2003年04月28日
IAEA:イラク査察再開必要 米単独捜索に異議 事務局長
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200304/28/20030428k0000e030050001c.html
これは メッセージ 827 (muneobus さん)への返信です.
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