見解の相違にいささか・・・の続きです
投稿者: utsukusiikuninihonn 投稿日時: 2004/11/23 07:11 投稿番号: [4736 / 85019]
3. また、北も南も一般人虐殺を行った点を丁寧に描きながらも、米映画にあるような、こっちは善、あっちは悪、という色分けをしないで描いた点は素晴らしい。
そのためか、試写会で近くに座った韓国人一行の方と試写会後に話したおり、両方の兵士が同族殺し合いつつ多数死んでいくところでも泣けた、平壌市民多数の死体のシーンでも泣けた、と聞きました。
日本人は映画の狙ったところで涙していましたが、韓国人の方々はほとんど泣きっぱなしでしたね。それだけ年配の方にはリアルに迫るものがあるのでしょう。観るのは二回目という韓国人もいましたが、一回目よりも泣けたとも言っておられました。
4. 米軍が出てきて安易に悪役にされるのでは、等という私の杞憂ははずれ、空軍以外、米軍は登場せず、ひたすら韓国軍の実情を描いていく様、兄弟の葛藤を通して北と南の戦争の不条理、戦場心理、狂気の増大していく様は、戦争の実態をよく伝えていると思います。
ここまでくると、反戦とかそんな安っぽいことは通り越して、「戦争とは?」という問いかけになっていると思いました。兄が北に寝返るあたりを荒唐無稽とか言う方がおられるようですが、朝鮮動乱では開戦直後から時にあったことなので、これはこれで私は現実的だと感じました。
以上が、私の感想です。
残念なのはただ一点。
宣伝用のイメージや音楽が、プライベートライアンを彷彿とさせるものになっているのですが、そういう安っぽいことはまったく必要ないと思いました。そこも独自にした方が良いのに、と残念でしたが。
盛り沢山すぎる、という指摘はその通りでしょうが、恐らく、監督自身が朝鮮動乱について、かなり長い間考えていたことがあって、保衛隊事件なども入れて、これらは描きたい、盛り込みたいと強く意識して入れた結果、そうなったのだと思います。
事実、朝鮮動乱はあまりにも色々なことがありすぎました。事実を描けば盛りだくさんにならざるを得ないのでしょう。
私は、北朝鮮と中国が開戦と朝鮮占領を望み、一方で中国が台湾、チベットに手を出し、香港も収めるかという時に、十個師団もあるかないかの韓国軍の内、八千人もの将兵を、日本軍出身で反日闘争などなかったこと知っていることを隠蔽するために粛清し、米軍にも陰に陽にいやがらせをして追い出し、みすみす北の侵攻を招いた李承晩のことを告発しているかのような映画にも見えましたが。
俳優も、チャン・ドンゴン、ウォンビン、イ・ウンジュ、コン・ヒョンジンなど、いづれも大したものです。香港俳優以上でした。
韓国映画で私が観たものでは、一番の出来でした。あっという間の二時間半で、私も涙が流れてなりませんでした。
観客もすべて最後の音楽の最後まで聴きつつ、涙を抑えかねていましたよ。
映画そのものとしても面白いし、かと言って荒唐無稽とは思えず、出色の映画と思います。
そのためか、試写会で近くに座った韓国人一行の方と試写会後に話したおり、両方の兵士が同族殺し合いつつ多数死んでいくところでも泣けた、平壌市民多数の死体のシーンでも泣けた、と聞きました。
日本人は映画の狙ったところで涙していましたが、韓国人の方々はほとんど泣きっぱなしでしたね。それだけ年配の方にはリアルに迫るものがあるのでしょう。観るのは二回目という韓国人もいましたが、一回目よりも泣けたとも言っておられました。
4. 米軍が出てきて安易に悪役にされるのでは、等という私の杞憂ははずれ、空軍以外、米軍は登場せず、ひたすら韓国軍の実情を描いていく様、兄弟の葛藤を通して北と南の戦争の不条理、戦場心理、狂気の増大していく様は、戦争の実態をよく伝えていると思います。
ここまでくると、反戦とかそんな安っぽいことは通り越して、「戦争とは?」という問いかけになっていると思いました。兄が北に寝返るあたりを荒唐無稽とか言う方がおられるようですが、朝鮮動乱では開戦直後から時にあったことなので、これはこれで私は現実的だと感じました。
以上が、私の感想です。
残念なのはただ一点。
宣伝用のイメージや音楽が、プライベートライアンを彷彿とさせるものになっているのですが、そういう安っぽいことはまったく必要ないと思いました。そこも独自にした方が良いのに、と残念でしたが。
盛り沢山すぎる、という指摘はその通りでしょうが、恐らく、監督自身が朝鮮動乱について、かなり長い間考えていたことがあって、保衛隊事件なども入れて、これらは描きたい、盛り込みたいと強く意識して入れた結果、そうなったのだと思います。
事実、朝鮮動乱はあまりにも色々なことがありすぎました。事実を描けば盛りだくさんにならざるを得ないのでしょう。
私は、北朝鮮と中国が開戦と朝鮮占領を望み、一方で中国が台湾、チベットに手を出し、香港も収めるかという時に、十個師団もあるかないかの韓国軍の内、八千人もの将兵を、日本軍出身で反日闘争などなかったこと知っていることを隠蔽するために粛清し、米軍にも陰に陽にいやがらせをして追い出し、みすみす北の侵攻を招いた李承晩のことを告発しているかのような映画にも見えましたが。
俳優も、チャン・ドンゴン、ウォンビン、イ・ウンジュ、コン・ヒョンジンなど、いづれも大したものです。香港俳優以上でした。
韓国映画で私が観たものでは、一番の出来でした。あっという間の二時間半で、私も涙が流れてなりませんでした。
観客もすべて最後の音楽の最後まで聴きつつ、涙を抑えかねていましたよ。
映画そのものとしても面白いし、かと言って荒唐無稽とは思えず、出色の映画と思います。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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