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飽和論への3つの反論はいずれも誤り

投稿者: fishermanseahorse 投稿日時: 2011/12/25 22:03 投稿番号: [53617 / 55267]
イナさんは下記のリンクで、M氏による飽和論への3つの反論を紹介していますが、反論はいずれも誤りで、成り立ちません。
http://blog.livedoor.jp/climatescientists/archives/1244316.html
「   」内リンクの引用
「1.吸収が飽和している波長域についても、吸収物質量が多いほど熱放射が宇宙空間に出て行くまでに吸収・射出をくりかえす回数がふえるので温室効果は強まる。」

波長15μmの地球放射を吸収した二酸化炭素は周囲の空気を暖めることなく再放射し、半分は上に向かうが二酸化炭素による吸収と再放射を繰り返す結果、全て地表に向かい、地表では波長15μmについては地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が観測されています。吸収波長と同じ波長で再放射します。
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke03.html
  近藤純正東北大名誉教授のHPの図 3.5   大気放射スペクトル

従って、二酸化炭素による再放射、吸収の繰り返しによって宇宙まで出て放射冷却の一部を担っている波長15μmの赤外線は存在しません。
第2層に進む放射はありませんから、多層大気モデルは単なる空想で、現実には存在しません。

宇宙から見える15μmの放射は地球放射に由来するものではなくて、熱収支図のけん熱、蒸発散、対流のルートで成層圏下部に達した分が、-53度の二酸化炭素の放射によって、宇宙へ向けて放射しているのです。こちらのルートでの二酸化炭素による15μmの吸収は不可能です。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01080201/03.gif

「2. CO2による吸収のある波長域のうちには、水蒸気その他の効果を合わせても飽和していない波長域がある。」

二酸化炭素濃度が高まると15μmに隣接した波長でも吸収されるようになるから飽和していないというものですが、15μmに隣接した波長はいずれも二酸化炭素の数十倍もある水蒸気の吸収波長域であり、既に水蒸気に吸収されていますから、成り立ちません。水蒸気が存在しない大気は架空のもので存在しません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Atmospheric_Transmission_JA.png

「3. 地表付近と成層圏とでは圧力の桁が違う。圧力が高いほど、分子間の衝突によるエネルギー交換が起きやすいので、波長の軸の中での吸収線の幅は広くなる。したがって成層圏のCO2による吸収は地表付近の気圧の場合よりも飽和しにくい。」
50年ほど前のプラスが主張した論理ですが、これも成り立ちません。
http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf  
0.1気圧   1mの空気柱での赤外線吸収率

短い空気柱では一見未飽和に見えますが、これを成層圏下部の厚み分だけ、1万倍すると上限の100%になり、現実の成層圏下部ではやはり15μmの吸収は飽和しています。
対流圏界面の11kmでも吸収は100%で飽和しています。
http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/ondanka/kyusyu.jpg

このように成層圏下部が未飽和でまだ温室効果の余地があるというのは誤りです。成層圏下部は低圧であり、赤外線を吸収する所ではなくて、-53度の二酸化炭素が宇宙へ向けて放射する所です。
地表から成層圏下部まで届く15μmの地球放射は存在しませんから、そもそも成層圏で温室効果を発揮すること自体が不可能です。
仮に成層圏下部で上向き放射を吸収したとしても、再放射による下向き放射が二酸化炭素による強力な吸収を逃れて、1万数千m下の地表に達して温室効果を発揮するのは不可能です。100m以内で全部二酸化炭素に吸収されてしまいます。
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