地球温暖化問題に関して一言!

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Re: クライメートゲ−ト事件のその後(2)

投稿者: dvzt0aa 投稿日時: 2011/11/27 12:58 投稿番号: [53231 / 55267]
結果は「BEST」のホームページ上に4つの論文として発表された。
気候学者の結果との比較のグラフは
http://www.berkeleyearth.org/analysis.php
この図で
「NASA GISS」はNASAのハンセンのチーム
「NOAA」は米国海洋大気庁のチーム
「HadCRU」は英国気象局とCRUの共同チーム
「Berkeley」は今回のMullerらのプロジェクトだ。

Mullerらの結果は、独自に集めた膨大なデータを使い、これまでと異なる方法で算出したにも関らず、IPCC報告書に掲載された3グループの気候学者の結果と極めて良く一致した。
このような一致は全く予想外だったとMullerは述べている。
図の灰色部分が、統計学上の95%の信頼区間だ。
Mullerの予想に反して、この100年、地球はIPCC報告書通りに温暖化していたのだ。

Mullerらはこの気温上昇に対する都市化の影響を調べた。
田舎の観測所のデータだけを使用した場合とを比較した。
結果は「世界の平均気温の上昇に与えた都市化の影響は僅かである」だった。
これもNASAのハンセンらが既に出していた結論と同じだ。

ある気候学者はブログで「Mullerらは新しい科学的知見や発見を1つも出していない。   既に気候科学で広く認められている事実を追認しただけで、論文にする価値はない」と冷ややかに述べている。
科学的にはMullerは懐疑派の宣伝を信じて無駄な作業をしたことになる。

「HadCRU」は「クライメート・ゲート事件」の首謀者として非難されたジョーンズが指導したものだ。
「NASA GISS」は地球温暖化を煽った元凶として、懐疑派から常に最大の攻撃の標的にされたハンセンらによるものだ。
「NOAA」は彼らが収集した気温のデータベースは意図的に温暖化に有利なデータだけが選択されている、と懐疑派から批判され続けて来た。
だがMullerらの結果からは「彼らがデータを操作して地球温暖化を捏造(または誇張)した」形跡は全く見られず、彼らは科学に忠実な科学者だったことを示した。
懐疑派の標的にされた気候学者たちは、悪質な中傷や個人攻撃で社会的に汚名を着せられ苦しんで来た。
皮肉にも懐疑派の中のまともな科学者が汚名を晴らすことになった。
この意味でMullerらの作業は無駄では無かったと言える。

Mullerはウォールストリート・ジャーナル誌で「地球が温暖化しているのは科学的事実である。」とし、彼が以前この新聞で展開した温暖化懐疑論を撤回した。
Mullerは彼らが収集して計算に使用した全気温データと、計算方法、計算に使用したコンピュータプログラムの全ての公開を表明している。
Mullerらの結論に疑問が有ればこれを基に科学的な批判を行うのが筋だ。

だが、現在の温暖化否定論は科学ではなく何でもありの擬似科学だ。
Mullerは裏切り者であり、新たな批判対象者が増えたに過ぎない。
今月14日、Mullerは米国議会の自然資源委員会に出席し「地球が温暖化しているのは事実である」と証言した。
だが以前Mullerを賞賛していた共和党議員は1人も参加しなかった。

懐疑派、否定派の多くは、Mullerらの結果を無視し、これまで通り、ジョーンズらのデータ捏造スキャンダルの宣伝を続けている。
Mullerらのような真面目な物理学者も懐疑派の宣伝活動に惑わされる。
一般の人々が懐疑論の疑似科学を信じてしまうのは仕方ないかも知れない。
「クライメート・ゲート事件」は当分終わらないだろう。
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