地村夫妻騙し討ち独占インタビューその後1
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2003/01/17 23:39 投稿番号: [6535 / 28311]
ごまかしきれると思ったら、ごまかしきれなかった、地村夫妻だまし討ち独占インタビュー。父保さんは許してくれません。自分の非を本質的な部分では認めない朝日の釈明は続きます。
■朝日(1月16日朝刊14版、34面第二社会面右中程小さく)
●週刊朝日、次週号に謝罪記事 地村夫妻取材問題
『北朝鮮による拉致被害者の地村保志さん(47)、富貴恵さん(47)夫妻への取材問題で、「週刊朝日」の鈴木健編集長は15日、福井県小浜市で、保志さんの父保さん(75)に面会し、次週号に謝罪記事を掲載すると約束した。
保さんは、鈴木編集長が14日夜に送った釈明文には納得できないとして、改めて抗議した。この後、記者会見し、「週刊朝日記者は私の留守中に自宅を訪れ、取材ではないと言って話を聞いた。強引な取材だったことを謝罪するよう求めた」などと述べた。次週号の記事を見たうえで、対応を検討するという。
<鈴木編集長の話> 地村さんご夫妻に対して取材の意図や記事化の時期を明確にお伝えしていないなど、取材に瑕疵(かし)がありました。本日、この点について地村保さんにおわびし、この旨を次週号で掲載します。』
朝日の一連の報道をまとめてみましょう。
14日朝刊 週刊朝日の広告「独占インタビュー 拉致被害者が初めて語り尽くした」
15日朝刊 夫妻「世間話という約束だった」、鈴木編集長「ご迷惑をおかけすることになり、その点についておわび」
16日朝刊 保さん「取材ではないと言って話を聞いた」、鈴木編集長「取材の意図や記事化の時期を明確にお伝えしていないなど、取材に瑕疵がありました」
編集長の詫びでごまかせると思い、15日で片が付いたようなストーリーにしたものの、予想以上に強硬な地村一族の抵抗。かくして16日の記事は矛盾を隠しきれない無様なものとなってしまいました。他紙やNHKのニュースにも取り上げられた状態で、保さんの言い分を一部とは言え、読者に知らせざる得ない状況に追い込まれてしまいました。「取材ではないといって話を聞いた」という地村夫妻の言い分は16日初登場です。また、15日の「取材は正当だが迷惑がかかったことの詫び」といった主張を取り下げ、「取材に瑕疵があった」と、ぼかしながらもミスを認めざるえませんでした。
この記事からだけでもわかるのですが、週刊朝日編集長のぼけ方はかなり高度です。相手は、記者が「取材ではないと言った」と主張しているにもかかわらず、「取材の意図と記事化の時期を明確に伝えていない」という取材方法の問題にすり替えています。つまり週刊朝日の鈴木の隠さてた主張は「取材そのものは正当」ということなのです。相手の言い分に耳を貸さず、多少ぼけた方向で自分の主張をひたすら繰り返す。そして相手が最後には黙ってしまうことを期待する、ディベートの高等テクニックです。
もちろんこのような自己正当化の主張で押し切るためには一定の条件が必要です。今回の事件では客観的な証拠がなく、最終的には双方の主張の水掛け論に話を持ってゆくことができます。客観的な証拠がない状況でのこのようなズレた主張の繰り返しは効果的です。たまたま珊瑚事件の時には客観的な証拠を突きつけられてしまい、この論法が途中で崩れてしまいました。しかし、今回は大丈夫です。テープレコーダーを持っていたのは記者だけであり、地村さん側は客観的な証拠を提示できないのですから。
■朝日(1月16日朝刊14版、34面第二社会面右中程小さく)
●週刊朝日、次週号に謝罪記事 地村夫妻取材問題
『北朝鮮による拉致被害者の地村保志さん(47)、富貴恵さん(47)夫妻への取材問題で、「週刊朝日」の鈴木健編集長は15日、福井県小浜市で、保志さんの父保さん(75)に面会し、次週号に謝罪記事を掲載すると約束した。
保さんは、鈴木編集長が14日夜に送った釈明文には納得できないとして、改めて抗議した。この後、記者会見し、「週刊朝日記者は私の留守中に自宅を訪れ、取材ではないと言って話を聞いた。強引な取材だったことを謝罪するよう求めた」などと述べた。次週号の記事を見たうえで、対応を検討するという。
<鈴木編集長の話> 地村さんご夫妻に対して取材の意図や記事化の時期を明確にお伝えしていないなど、取材に瑕疵(かし)がありました。本日、この点について地村保さんにおわびし、この旨を次週号で掲載します。』
朝日の一連の報道をまとめてみましょう。
14日朝刊 週刊朝日の広告「独占インタビュー 拉致被害者が初めて語り尽くした」
15日朝刊 夫妻「世間話という約束だった」、鈴木編集長「ご迷惑をおかけすることになり、その点についておわび」
16日朝刊 保さん「取材ではないと言って話を聞いた」、鈴木編集長「取材の意図や記事化の時期を明確にお伝えしていないなど、取材に瑕疵がありました」
編集長の詫びでごまかせると思い、15日で片が付いたようなストーリーにしたものの、予想以上に強硬な地村一族の抵抗。かくして16日の記事は矛盾を隠しきれない無様なものとなってしまいました。他紙やNHKのニュースにも取り上げられた状態で、保さんの言い分を一部とは言え、読者に知らせざる得ない状況に追い込まれてしまいました。「取材ではないといって話を聞いた」という地村夫妻の言い分は16日初登場です。また、15日の「取材は正当だが迷惑がかかったことの詫び」といった主張を取り下げ、「取材に瑕疵があった」と、ぼかしながらもミスを認めざるえませんでした。
この記事からだけでもわかるのですが、週刊朝日編集長のぼけ方はかなり高度です。相手は、記者が「取材ではないと言った」と主張しているにもかかわらず、「取材の意図と記事化の時期を明確に伝えていない」という取材方法の問題にすり替えています。つまり週刊朝日の鈴木の隠さてた主張は「取材そのものは正当」ということなのです。相手の言い分に耳を貸さず、多少ぼけた方向で自分の主張をひたすら繰り返す。そして相手が最後には黙ってしまうことを期待する、ディベートの高等テクニックです。
もちろんこのような自己正当化の主張で押し切るためには一定の条件が必要です。今回の事件では客観的な証拠がなく、最終的には双方の主張の水掛け論に話を持ってゆくことができます。客観的な証拠がない状況でのこのようなズレた主張の繰り返しは効果的です。たまたま珊瑚事件の時には客観的な証拠を突きつけられてしまい、この論法が途中で崩れてしまいました。しかし、今回は大丈夫です。テープレコーダーを持っていたのは記者だけであり、地村さん側は客観的な証拠を提示できないのですから。
これは メッセージ 6494 (rykutukgi さん)への返信です.