本日の社説
投稿者: nonora 投稿日時: 2001/03/29 18:24 投稿番号: [56 / 28311]
薬害エイズの判決について書かれた、「判決は免罪符では無い」
政府のIT戦略について書かれた「政府の役割を間違えるな」
薬害エイズ事件がさかんに報道されていた頃、
これから企業に和解を認めさせようとしていた時に「和解へ」などとスクープ的な記事を書き、
意図的ではないにしろ、運動の妨害をした事などを抜きにすれば、
「判決は免罪符では無い」との今日の社説は至極真っ当なことを述べていると思う。
「政府の役割を間違えるな」とする政府のIT戦略についの社説も、
「e-japan重点計画」について、
『2002年度の予算編成を睨んで各省庁とも「版図拡大」を狙っている』
とし、その具体的な事例として
『総務省は光ファイバー網を整備するための融資制度の導入を、
農水省は農山村向けに光ファイバーを敷設する計画などをそれぞれに重点項目にあげている。』
などとあげた上で
『省益の確保や拡大といった視野の狭さが目立ち過ぎる』との批判を下している。
こうした具体的な事例をあげた批判なら大歓迎だ。
昨日の「沖縄の海兵隊」に関する社説とは大違いである。
また、韓国政府が行った、DSLの規制緩和により、
新たなサービスが普及した例をあげているなど、傾聴に値する。
それゆえに、
『役所がなすべき事は予算のぶんどり合戦では無い。
利用者にプラスになるような競走の環境を整える事である』
という主張もそれなりに納得できる。
ただ惜しむべくは、現在の日本のIT状況について言及していない点である。
現在の日本は「通信速度」や「通信料金」で諸外国に水をあけられているというのが定説になっている。
そうした現状を鑑みての森政権が打ち出したIT革命であろう。
その事を評価せず『省益の確保や拡大といった視野の狭さが目立ち過ぎる』と、
主張してもいささか弱い。
また、総務省や農水省の政策がどう無駄なのか?
現在の光ファイバーの敷設状況などを
客観的なデータで示さずに断言しているため不信感が残る。
個人的な感想だが、
遅れを取り戻すためのせっかくのIT革命を「省益の確保や拡大」の為に無駄にしてはいけない、、、
というトーンの方がより主張を明確にできると思う。
しかし、森内閣に対する「褒め言葉」を知らない朝日新聞にこのようなお願いをするのは、無駄な事なのかもしれない。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.
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