下野論は目前、がんばれ朝日の世論調査!
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2002/04/23 08:54 投稿番号: [3555 / 28311]
4月22日朝刊、朝日新聞の世論調査、今回も56%という低い回答率です。朝日新聞と聞いただけで電話を切ってしまう人もいるのかもしれません。とりあえず、朝日新聞の世論調査だと告げられて回答した、2人に1人の割合の奇特な人たちの調査結果が、今回も世の中すべての意見のごとく掲載されました。
なお、今回の調査結果は16日の朝刊の一面も飾っています。そして22日も一面記事。一粒で2度おいしいとはこのことでしょう。そして22日だけに質問と回答が掲載されています。どうして、16日の段階ですべてを記事にしなかったのか。さすがにお人好しの私も少しおかしいなと思いました。しかし、22日の解説をみて、この1週間朝日新聞がどのような創意工夫をしていたのかが理解できました。キーワードは「小泉離れ層」です。このキーワードを使うことによって自民党から民意が離れているという美しいストーリーができあがるのです。
おっと、この世論調査特集には、朝日新聞の名物記者、永島学君も参加しています。担当者として名前が出ています。池袋の駅前で知らない女子大生の尻をなぜて警察に突き出された変態記者です。
・朝日(22日朝刊1面左上大きく、図入り)
「内閣発足一年 『政権あと1年』4割 『小泉離れ』層 限界見抜く?」
「小泉氏についていつまで首相を続けてほしいかは、『1年より長く』24%、『1年程度』42%、『続けてほしくない』26%。全体でも『1年』と『続けてほしくない』で49%を占めた。」
この質問に対応するアンケートは次の通りです。
・小泉さんに今後、どのくらいの間、首相を続けてほしいと思いますか。(択一)
1年より長く 43%
1年程度 32%
続けて欲しくない 17%
その他・答えたくない 8%
ここまでするのが朝日新聞です。アンケートの「質問と回答」までチェックしないととても解説記事が信用できないことが分かるでしょう。普通の人は「質問と回答」までチェックしないので一面の数字を鵜呑みにしたことでしょう。小泉離れ層とは以前小泉首相を支持してたけど今は支持しない人々で、アンケート回答者全体の26%になります。要は、現在の「不支持」層です。不支持の人間が小泉首相にネガティブな回答をするのは当然です。しかし、一面の見出しには26%の回答者による「政権あと1年、4割」との回答が大見出しで踊っていおり、読者は中ほどの8ページまで読み進まなければ、全回答者の4割が1年以上と言っていることを知ることができません。
また、今回は通信簿という新兵器を繰り出しました。
・この1年間をみて、小泉内閣の通信簿を10段階でつけるとしたら、最低の1から、最高の10段階までのうち、どれをつけますか。
① 3
② 6
③ 16
④ 16
⑤ 25
⑥ 19
⑦ 10
⑧ 2
⑨ 0
⑩ 0
これもすごい質問だと思います。通常アンケートでは何について質問するか明確にしなければいけません。回答者が混乱したり、バラバラの判断で回答することを防ぐためです。何について評価するかを明示されない回答は、前の設問回答に大きく影響されてしまいますし、あるいは本能的な当たり障りのない回答になってしまいます。そもそも評価基準が明示されない評価の調査など意味がありません。この質問はもののみごとに評価基準が明示されず「通信簿を10段階でつけるとしたら」とだけ言われているのです。回答者は多少戸惑いながらも、先生になった気持ちで間抜けな生徒を採点するがごとく、前の質問・回答に大きく影響されつつ、適当な番号を選んだことでしょう。
また、1面に小見出しにも工夫があります。
「嫌いな党、自民首位」
しかし、記事の内容は次の通りです。
「小泉政権の誕生で歯止めがかかっていた「自民離れ」が、「小泉離れ」と共に再び進行していることもはっきりした。 「支持したくない政党」は、全体では(1)共産22%(2)自民19%(3)公明11%の順。「小泉離れ」層になると、「自民嫌い」は28%に跳ね上がる。自民党の支持率も昨年9月の41%から26%に大きく下がった。 」
全体では共産党が首位です。それが26%の人間の中で見ると自民が首位です。100%の回答者では共産党が首位です。共産党が嫌われていることを隠し、自民の嫌われぶりをことさら強調するためになされた工夫を感じ取ることができるでしょう。
なお、今回の調査結果は16日の朝刊の一面も飾っています。そして22日も一面記事。一粒で2度おいしいとはこのことでしょう。そして22日だけに質問と回答が掲載されています。どうして、16日の段階ですべてを記事にしなかったのか。さすがにお人好しの私も少しおかしいなと思いました。しかし、22日の解説をみて、この1週間朝日新聞がどのような創意工夫をしていたのかが理解できました。キーワードは「小泉離れ層」です。このキーワードを使うことによって自民党から民意が離れているという美しいストーリーができあがるのです。
おっと、この世論調査特集には、朝日新聞の名物記者、永島学君も参加しています。担当者として名前が出ています。池袋の駅前で知らない女子大生の尻をなぜて警察に突き出された変態記者です。
・朝日(22日朝刊1面左上大きく、図入り)
「内閣発足一年 『政権あと1年』4割 『小泉離れ』層 限界見抜く?」
「小泉氏についていつまで首相を続けてほしいかは、『1年より長く』24%、『1年程度』42%、『続けてほしくない』26%。全体でも『1年』と『続けてほしくない』で49%を占めた。」
この質問に対応するアンケートは次の通りです。
・小泉さんに今後、どのくらいの間、首相を続けてほしいと思いますか。(択一)
1年より長く 43%
1年程度 32%
続けて欲しくない 17%
その他・答えたくない 8%
ここまでするのが朝日新聞です。アンケートの「質問と回答」までチェックしないととても解説記事が信用できないことが分かるでしょう。普通の人は「質問と回答」までチェックしないので一面の数字を鵜呑みにしたことでしょう。小泉離れ層とは以前小泉首相を支持してたけど今は支持しない人々で、アンケート回答者全体の26%になります。要は、現在の「不支持」層です。不支持の人間が小泉首相にネガティブな回答をするのは当然です。しかし、一面の見出しには26%の回答者による「政権あと1年、4割」との回答が大見出しで踊っていおり、読者は中ほどの8ページまで読み進まなければ、全回答者の4割が1年以上と言っていることを知ることができません。
また、今回は通信簿という新兵器を繰り出しました。
・この1年間をみて、小泉内閣の通信簿を10段階でつけるとしたら、最低の1から、最高の10段階までのうち、どれをつけますか。
① 3
② 6
③ 16
④ 16
⑤ 25
⑥ 19
⑦ 10
⑧ 2
⑨ 0
⑩ 0
これもすごい質問だと思います。通常アンケートでは何について質問するか明確にしなければいけません。回答者が混乱したり、バラバラの判断で回答することを防ぐためです。何について評価するかを明示されない回答は、前の設問回答に大きく影響されてしまいますし、あるいは本能的な当たり障りのない回答になってしまいます。そもそも評価基準が明示されない評価の調査など意味がありません。この質問はもののみごとに評価基準が明示されず「通信簿を10段階でつけるとしたら」とだけ言われているのです。回答者は多少戸惑いながらも、先生になった気持ちで間抜けな生徒を採点するがごとく、前の質問・回答に大きく影響されつつ、適当な番号を選んだことでしょう。
また、1面に小見出しにも工夫があります。
「嫌いな党、自民首位」
しかし、記事の内容は次の通りです。
「小泉政権の誕生で歯止めがかかっていた「自民離れ」が、「小泉離れ」と共に再び進行していることもはっきりした。 「支持したくない政党」は、全体では(1)共産22%(2)自民19%(3)公明11%の順。「小泉離れ」層になると、「自民嫌い」は28%に跳ね上がる。自民党の支持率も昨年9月の41%から26%に大きく下がった。 」
全体では共産党が首位です。それが26%の人間の中で見ると自民が首位です。100%の回答者では共産党が首位です。共産党が嫌われていることを隠し、自民の嫌われぶりをことさら強調するためになされた工夫を感じ取ることができるでしょう。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.