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本日の社説

投稿者: nonora 投稿日時: 2001/06/28 11:35 投稿番号: [1181 / 28311]
本日の社説。
「つくる会」教科書、過去と対話する歴史を。
最近、やけに情緒的な文章が社説に登場します。
書き出しはこうです。
『「新しい歴史教科書」が、書店に並んでいます。読んでみて、
  「そんなにひどくないじゃないか、と感じた」というあなたと、考えたいと思います。 』
すでに「負け」を意識しているのでしょうか?
情に訴える作戦です。

まず、いきなり「そんなに『ひどく』ないじゃないか」、『ひどく』などとネガティブな書き出し。
まぁ、、、朝日新聞の社内でもそういった印象を持つ人が少なくないのでしょう。
それでも振り絞るように、つづけます。
『それでも私たちは、この教科書は教室で使うには、ふさわしくないと考えます。 』

そのふさわしく無い理由をこの社説の中から抜き出してみましょう。
『この教科書には、事実でない糸が混ざっています。
  例えば、昭和天皇は第124代、と記述されています。実在しない天皇も含めた数字です。』
『しかし、その結果できあがった教科書は「数多くの見方」どころか、
  終始、上から眺める視点で貫かれているのです。 』
『「歴史に善悪を当てはめ、現在の道徳で裁く裁判の場にすることもやめよう」と筆者は書きます。
  でも、それは過去を免責する言い訳でしかありません。 』
と、この3点くらいでしょうか。

天皇の「代」については、神武天皇を初代として計算する事が日本史でのスタンダードです。
高校の日本史資料集などでも、そうなっています。
朝日新聞はそうした、神武天皇を初代としているすべてのモノに対して異議を唱えるのでしょうか?
それならそれで、がんばって下さいと言えるのですけど、
扶桑社の教科書についてのみ、事実で無いと異議を唱えるのであれば、アンフェアーですね。

「上から眺める視点」つまり時の為政者の視点で歴史を描く事は、
司馬遷以来、歴史を描く際のこれまた「スタンダード」でしょう。
その是非はともかく、
つくる会の数多くの見方というのは、上下だけの話ではないと思われます。
日本の視点、韓国の視点、中国の視点、アメリカの視点、数多くの見方があるなかで、
日本の教科書なので、日本の視点を教科書では優先したという事ではないでしょうか?
決して、朝日新聞の社説氏がいわれているような上下の視点のみに矮小化したものではないでしょう。

それは過去を免責する言い訳。
この教科書で過去を免責しているのかどうか?このあたり僕には理解しかねます。

まぁ、天皇の「代」の数以外については、主観的な見方になるので、
どうこう言えるものでもありませんけが。


さてさて、、、笑ってしまったのが、、、
『なるほど、従来の教科書が多様な見方を十分紹介したかを見直す必要はあります。』
あのー、、、朝日新聞さん、、、従来の教科書見直した事、あるんですかねぇ?
白表紙本を批判する暇があったら、そうした事もやってみる必要があるんじゃないでしょうか?
「一揆を数多く紹介して、下からの視点に溢れている」と、大絶賛するかもしれません(笑)



『そして、教科書を考えることを、次の世代に何を託したいのか語り合うきっかけにしたいものです。』
朝日新聞が次の世代に託したいものは何か、、、さて、なんなんでしょうね?(笑)
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