児童殺傷事件「保安処分」3紙の見解
投稿者: Makakuu 投稿日時: 2001/06/12 15:07 投稿番号: [1097 / 28311]
<再発防止へ冷静な議論を>朝日6/12社説
「現行の制度に問題や抜け穴があることは事実だ。改善に向けた検討は必要だが、再犯の恐れが強い精神障害者を広範に隔離する保安処分などに進むことは、好ましくない。論議には冷静さが求められる。」
「治療・社会復帰の過程に、何らかの形で司法がかかわる、という方向での論議は欠かせないのではないか。ただその際、医療よりも治安を優先させるような発想は、厳につつしまなければならない。」
<惨事を防ぐ手立てな何か>毎日6/12社説
「この問題は、一方で事件の再発を防止するにはどうしたらいいかという視点が求められている。もう一方では、精神障害者の社会復帰を目指す医療の役割と人権保護の視点を抜きには語れない。」
「1974年と81年に、刑法改正によるいわゆる「保安処分」の問題が浮上した時、後者の視点が抜け落ちているとの批判を受け、立ち消えになっている。法務省と厚生労働省は、すでに1月から、これらの問題で合同の検討会を始めた。論議は国会、政党、医学学会、弁護士会などに広がるだろう。困難ではあるが、二つの視点の接点を見つけ出す論議を期待したい。」
<再発防止に「治療処分」を>産経6/12社説
「・・宅間守容疑者は、精神鑑定で心神喪失者と認定された場合、刑法39条の規定で無罪になる。」
「・・今秋の臨時国会で刑法を改正し、再犯の恐れが強い精神障害者に対する治療処分の制度化を目指す。治療処分は、裁判所が心神喪失を認め、刑事罰を科さない代わりに再犯の危険がなくなるまで専門施設に入院を命じ、退院後も通院させる仕組みだ。先進国では当たり前の制度である。」
「・・これまで二回法制化を試みたが、加害者の人権をきわめて重視する弁護士や精神科医、一部マスコミの反対で断念した。」
「しかし、精神障害者の犯罪は九割が不起訴になっている。」
「罪を犯しても十分な医療を受けさせず、野放しにして再犯の危険を高めるより、専門施設で充実した医療を受けさせる方が、加害者の人権を尊重する道ではないか。」
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これを読むと、
「朝日」は「保安処分
反対」
「毎日」は「人権と保安処分の両立=ほぼ賛成か」
「産経」は「保安処分(治療処分)
賛成」
はっきり言って、ここまで見解が分かれるとは思ってみなかったけど、まあいろんな観点があるということではいいことでしょうね。個人的には毎日と産経ですが。朝日の代替案では甘過ぎというか、これでは一般市民の防御にはならない。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.
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