那智高雄さま、台湾統治の記憶を取り戻す
投稿者: cafebangchhunhong 投稿日時: 2007/02/04 15:02 投稿番号: [8399 / 10346]
那智高雄さま、長らくトピを守ってくださって本当にありがとうございます。
なかなか落ち着いてレスができなくて、本当にすみません<(_ _)>
伊藤潔著「台湾」(中公新書)は私も持っています。戦後の混乱する政治環境の中で、本当に苦労された知識人なんですね。
>叉当時亡命していた留学生でも外務省は蒋介石からの要請に呼応して
学生を逮捕、帰れば生命が危惧するのが明白であっても力ずくで、
羽田空港の航空機に3−4人で抵抗する学生をねじ込みました。台北
到着ですぐ官憲に逮捕されて銃殺刑にきえました。忘れ得ない日本政治の
ご都合主義の賜物でした。
まったく当時の日本の台湾に対する対応というのがどんなにめちゃくちゃだったのかよくわかります。
かつて植民地として統治し、日本人として台湾の人々を教育したという歴史的背景があるにもかかわらず、戦後は保身のために台湾を切り捨てた事実を証明しています。
これは、親子の関係で考えると、日本が母親として台湾という子供を育てていたが、貧困を理由に台湾を売り飛ばし、その後、一切連絡を絶ったという状況に似ています。
戦後は日本人も苦しかったからという言い訳が聞こえてきそうですが、日本は左翼がマスコミや教育を支配したこともあいまって、台湾を統治していたという過去の記憶を消し去ろうとしたことは間違いありません。
重要なことは日本人が台湾を統治していたという記憶を呼び戻し、台湾に関心を寄せ、台湾を理解することだと思います。
その意味は、左翼のように日本の植民地政策を謝罪したり懺悔することではなく、客観的にその事実を認識することです。
どうもこのあたりが誤解されていて、日本人の台湾理解が進まないような気がするんですね。
台湾の若い学生が日本に留学してショックだったこと、それは日本人の同級生が、日本政府がかつて台湾を統治していた事実を知らなかったということです。
台湾ではどんなに若い世代でも、台湾が日本に統治されたことをみんな知っています。ところが、日本の若い世代は何も知りません。よほどアジア史に関心のある学生を除いては、忘却の彼方なのです。それは私にとっても一番悲しいことです。
これは メッセージ 8372 (houzantakao1946 さん)への返信です.
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