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那智高雄さま、「国家の品格」と台湾♪

投稿者: cafebangchhunhong 投稿日時: 2006/10/29 02:12 投稿番号: [8249 / 10346]
那智高雄さま
今年はなぜか10月末になっても暑くて、いまだに夏服です。
寒波来襲までは夏のような天気が続きそうです。

以前、米国帰りの数学者、藤原正彦さんが書いた「国家の品格」という本を読んだのですが、最近になってまた読み返しています。日本では大ベストセラーになりました。
この方は私が大変尊敬している学者です。ご自身が米国の学会で大活躍されたのに、あえて日本人は日本のよさを見直し、独特の国柄をもっと尊重すべきだと訴えているのです。

この本の中に以下のようなくだりがありました。引用すると
「現在のアメリカや日本はいずれも主権在民の民主国家です。国民が政治を決定する。それは無条件によいことなのでしょうか。民主主義の本質は主権在民ですが主権在民とは「世論がすべて」ということです。そして国民の判断材料はほぼマスコミだけですから、事実上、世論とはマスコミです。言い方を変えると、日本やアメリカにおいてはマスコミが第一権力になっているということです・・・民主主義がそんな事態に陥ることは誰も予想していなかったのではないでしょうか。」

藤原さんは、国民に判断材料を与えるのはマスコミだけ。マスコミが民主主義の第一権力になってしまうと訴えています。さらに、「民主主義の暗黙の前提は『成熟した判断ができる国民』」ですが、実際には「国民は永遠に成熟しない」と言っています。

この話を台湾の政治におきかえてみると、とても恐ろしいことになります。
台湾も世論はマスコミがつくっています。民主主義ですから。
陳総統退陣要求運動もマスコミが主導ではじまったようなものですし。
そして、マスコミに煽られた国民が政権を倒そうとする。

ウンホーさんは「愚民」とおっしゃいましたが、確かに国民は永遠に成熟しません。だとすれば、まったく恐ろしいことです。
国民が正しい判断力を養うにはどうすればよいのか。
まったくこまったものです。
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