台湾人と本気で交流

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nachitakaoさま、 呉濁流さんの小説

投稿者: cafebangchhunhong 投稿日時: 2005/10/13 12:14 投稿番号: [7341 / 10346]
那智高雄さま、こんにちは♪

最近、友人を介して日本統治時代から戦後にかけて活躍した台湾人作家、呉濁流さんの作品を何冊か手に入れました。今読んでいるのは「夜明け前の台湾ー植民地からの告発」です。これは日本語版で日本で社会思想社から70年代に出版されたようです。この作家は「アジアの孤児」という作品でも有名だそうですが、まだ読んでいません。
日本統治時代の台湾人の庶民の暮らしなどが描写されていて私のように最近の台湾しか知らないものにはとても新鮮です♪ただ、呉さんの台湾人に生まれた悲哀が全編に漂っていて悲しいのですが。

>明治時代の農村不況の娘売りから、丁稚に出てゆく貧困農村の姿がよく見えます。南米の出稼ぎ移民も同じ政府の宣伝に乗せられて、人も住んでいない原野に放り込まれました。


「政府の宣伝に乗せられて」という部分から、当時の日本人がなんだかわけもわからないうちに貧困から移民という選択に押し流されていく姿がよくわかります。当時の日本政府は、貧困を国内で解決できない→貧しい農民を移民させるという政策をとったのかもしれません。中には新天地を目指して積極的に移民した人もいたのかもしれませんが。

>台湾でも集団ではないが、写真を交換して、やってきた東北のむすめさんがいました。東北娘が多いですね。台湾に来るのはとても覚悟が必要でした。

化外の地であった当時の台湾に写真だけ見ただけの夫を頼って移民するという日本人女性のたくましさに脱帽します。経済力を持たない当時の日本女性たちは必死で台湾という新しい環境に順応し、我慢に我慢を重ねてがんばったのだと思います。

今でこそ、台北市などとても暮らしやすく、東京と遜色がない程度に楽しく過ごせるようになりましたが、日本統治時代の台湾、想像ができません。当時の台湾であったら、私は台湾人の夫と結婚して台湾に住むことなど考えもしなかったと思います。
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