精衛 顧炎武
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/12 22:55 投稿番号: [73 / 735]
神農の娘、女<女圭>(じょあ)についての伝説をご紹介しようと思います。
なお、「神農」というのは「農神」のことです。
中国では、古代、下の語が上の語を修飾する用法がありました。
たぶん、ベトナム語にその用法があると思います。
例 : 中谷・・・谷の中 越南・・・南越 人美・・・美人
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精衛 顧炎武(明・1613〜1682)
精衛・・・東海に溺れ死んだ炎帝神農の娘の魂が化した伝説の鳥。
東海を埋めようとして西方崑崙山から木石を嘴にくわえて
運びつづけているという。
萬事有不平 よろずの事は平らならざる有るに
爾何空自苦 なんじは何ぞ空しくみずから苦しむ
長將一寸身 とこしえに一寸の身をもって
銜木到終古 木をふくんで終古に到るとは
我願平東海 我は東海を平らにせんと願い
身沈心不改 身は沈むとも心は改まらず
大海無平期 大海 平らなるとき無くも
我心無絶時 我が心 絶ゆる時無し
嗚呼 ああ
君不見西山銜木衆鳥多 君見ずや西山に木をふくむ衆鳥の多きを
鵲来燕去自成巣 鵲は来たり燕はゆきてみずから巣を成す
★「巣」の原字は「アナカンムリ + 果」です。
UPされないので変えてあります。
この世のすべてのことで平坦でないものはないのに
おまえはどうして自分から空しく苦闘しているのであろうか
いつまでもいつまでも、わずか一寸ほどの身をもって
木片を嘴に銜えては運びつづけている
わたしは、東海が平らかであることを願い
自分の身はこの東海に沈みはいたしましたが、
心が変わることはありませんでした
わたしがこれだけ努力しても、大海は何も変わってはおりませんが
わたしは、それでも自分に課したこの仕事をやりとげようと思っております
ああ
西山には、精衛のほかにも無数の鳥が木をくわえて飛んでいる
だが、カササギもツバメもみな、ただ自分の巣をつくっているだけなのだ
★「山海経(せんがいきょう)・北山経」に以下のような記述があります。
又北ニ百里曰發鳩之山其上多柘水。
有鳥焉其状如烏文首白啄赤足名曰精衛其鳴自<言交>。
是炎帝之少女名曰女<女圭>女<女圭>游于東海溺而不返故爲精衛。
常銜西山之木石以埋于東海。
又、北にニ百里。
發鳩(はっきゅう)の山という。その山にはヤマグワが多い。
鳥がいる。その容は烏に似ている。首に模様があり、嘴は白く足は赤い。
名を精衛という。その鳴き声は大きい。
これはもと炎帝の娘で名を女<女圭>といった。
東海で遊泳中に溺れかえらぬ人となった。
それで精衛(鳥の名)となった。いつも西山の木片や石ころをくわえて運び、
それで(自分を溺死させた)東海を埋めてしまおうとしている。
★目的を達成できないことがわかっていて、それでも、あくまでもやる、
という不撓不屈の精神を、
「精衛填海」「精衛銜石」「精衛銜木」などといいます。
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なお、「神農」というのは「農神」のことです。
中国では、古代、下の語が上の語を修飾する用法がありました。
たぶん、ベトナム語にその用法があると思います。
例 : 中谷・・・谷の中 越南・・・南越 人美・・・美人
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精衛 顧炎武(明・1613〜1682)
精衛・・・東海に溺れ死んだ炎帝神農の娘の魂が化した伝説の鳥。
東海を埋めようとして西方崑崙山から木石を嘴にくわえて
運びつづけているという。
萬事有不平 よろずの事は平らならざる有るに
爾何空自苦 なんじは何ぞ空しくみずから苦しむ
長將一寸身 とこしえに一寸の身をもって
銜木到終古 木をふくんで終古に到るとは
我願平東海 我は東海を平らにせんと願い
身沈心不改 身は沈むとも心は改まらず
大海無平期 大海 平らなるとき無くも
我心無絶時 我が心 絶ゆる時無し
嗚呼 ああ
君不見西山銜木衆鳥多 君見ずや西山に木をふくむ衆鳥の多きを
鵲来燕去自成巣 鵲は来たり燕はゆきてみずから巣を成す
★「巣」の原字は「アナカンムリ + 果」です。
UPされないので変えてあります。
この世のすべてのことで平坦でないものはないのに
おまえはどうして自分から空しく苦闘しているのであろうか
いつまでもいつまでも、わずか一寸ほどの身をもって
木片を嘴に銜えては運びつづけている
わたしは、東海が平らかであることを願い
自分の身はこの東海に沈みはいたしましたが、
心が変わることはありませんでした
わたしがこれだけ努力しても、大海は何も変わってはおりませんが
わたしは、それでも自分に課したこの仕事をやりとげようと思っております
ああ
西山には、精衛のほかにも無数の鳥が木をくわえて飛んでいる
だが、カササギもツバメもみな、ただ自分の巣をつくっているだけなのだ
★「山海経(せんがいきょう)・北山経」に以下のような記述があります。
又北ニ百里曰發鳩之山其上多柘水。
有鳥焉其状如烏文首白啄赤足名曰精衛其鳴自<言交>。
是炎帝之少女名曰女<女圭>女<女圭>游于東海溺而不返故爲精衛。
常銜西山之木石以埋于東海。
又、北にニ百里。
發鳩(はっきゅう)の山という。その山にはヤマグワが多い。
鳥がいる。その容は烏に似ている。首に模様があり、嘴は白く足は赤い。
名を精衛という。その鳴き声は大きい。
これはもと炎帝の娘で名を女<女圭>といった。
東海で遊泳中に溺れかえらぬ人となった。
それで精衛(鳥の名)となった。いつも西山の木片や石ころをくわえて運び、
それで(自分を溺死させた)東海を埋めてしまおうとしている。
★目的を達成できないことがわかっていて、それでも、あくまでもやる、
という不撓不屈の精神を、
「精衛填海」「精衛銜石」「精衛銜木」などといいます。
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これは メッセージ 72 (ajisai110701 さん)への返信です.
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