四時田園雑興 范成大 夏日
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/21 01:59 投稿番号: [540 / 735]
四時田園雑興
范成大(宋・1126〜1193)
梅子金黄杏子肥
梅子金黄
杏子肥え
麦花雪白菜花稀
麦花雪白
菜花稀なり
日長籬落無人過
日長くして籬落(リラク)に人の過(よぎ)る無し
惟有蜻①②蝶飛
惟だ蜻①(セイテイ)②蝶(キョウチョウ)の飛ぶ有るのみ
①
虫廷
②
虫夾
梅の実が黄色に熟し、あんずの実も大きくなり
麦の花はまっ白に、菜の花はもうまばら
長くなった夏の日、わが家の垣根に訪れる人はなく
とんぼやちょうだけが、飛び交っている
★石川忠久『夏の詩100選』NHKライブラリー
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梅の実が黄金に色づいて
杏の実も肥えた
麦の花は雪のように白く
菜の花はもう残り少な
長い昼
籬(まがき)のあたりをかよう人もなく
ただ蜻蛉(とんぼ)と蝶だけが飛んで行く
★前野直彬編訳『宋・元・明・清詩集』平凡社, 中国古典文学体系19
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これは メッセージ 534 (ajisai110701 さん)への返信です.
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