紫陽花亭日乗

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登鸛鵲樓     王子渙

投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/08/27 23:56 投稿番号: [387 / 735]
5候補が「揮毫」披露
2011.8.27 22:05     産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110827/stt11082722090028-n1.htm

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前原誠司氏の揮毫

  民主党代表選の5候補は27日、日本記者クラブでの共同会見に際し、
恒例に従い揮毫を披露、それぞれ代表選に懸ける思いをにじませた。

  前原誠司前外相は「至誠通天」。「誠を尽くせば願いが通じる」
との意味で座右の銘。

馬淵澄夫前国土交通相は、松尾芭蕉が俳句の理念で掲げた「不易流行」を書いた。
「変化しない本質的なものにも、新しい変化を取り入れる」との趣旨とされる。

  海江田万里経済産業相は中国・唐代の詩人「王之渙」の詩の一節である
「欲窮千里目、更上一層樓」。
「千里先を見極めたくてさらに階上に登る」という意味だという。

  野田佳彦財務相は、松下政経塾の塾生が唱和する「素志貫徹」。

鹿野道彦農相は「行くべき道を歩めば天は知ってくれる」
という意味の「守道有天知」と書き入れた。

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登鸛鵲樓        王子渙(696〜?)


白日依山盡       白日   山に依りて盡き
黄河入海流       黄河   海に入りて流る
欲窮千里目       千里の目を窮めんと欲す
更上一層樓       更に上る   一層の樓

白日(太陽・夕陽)は西山に沈もうとし
黄河は東海に向かって奔流する
千里の眺望をきわめようと
さらに一層たかどのを登る


★鸛鵲樓(カンジャクロウ)・・・樓故址在今西蒲縣西南城樓。
樓の故址(コシ)は、今、西蒲縣・西南の城樓に在り。

この「今」は、「唐詩三百首」の編纂者が生きていた時代で、
黄河河岸にありました。
わたしたちの生きている「今」はもう、
この樓は黄河に沈んでしまってありません。


★王子渙(696〜?)・・・当時売れっ子の歌謡曲の作詞家。

★すべての句に対句がある。白と黄。山と海。千と一。

★更上一層樓
今、二階から外の景色を眺めていたが、もっと広く見たいと思い、
さらにもう一階登るのである。

小さな詩であるが、雄大な詩。

現在も、中国では、もうワンランク、レベルを上げようというときに
よくこの言葉を使います。

★解釈・・・目加田誠『唐詩三百首』3, 平凡社ワイド版東洋文庫267

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