Re: 刺客列傳 第五話 「荊軻」 承の段
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/08/09 02:19 投稿番号: [282 / 735]
★偏袒<テヘン+﨟><テヘン+宛>(へんだんやくわん)
「偏袒・へんだん」は、かたはだを脱ぐ。
「やくわん」は、腕をつかんでさすりながら意気込む。
興奮や怒りを示す動作。
★「臣左手把其袖、右手<テヘン+甚>其匈」
「臣、左手に其の袖を把(つか)み、右手に其の匈(むね)をつきささん」
わざわざ「左右」を指定しています。
ただ単に、型を示しただけでなく、
何か「左」「右」が表す特別な意味があるような気がします。
わたし、何かちょっと考えたのですが、忘れてしまって。
どなたかご教示ください。
★さて、田光先生が自刎したのは、
太子丹の「疑」に、身の証をたてるため、
今ひとつには、「あなただけを死なせはしない」
と荊軻を奮起させるためでした。
そしてここにきて、荊軻の目的を達成させるため、
樊於期もまた自刎して果てました。
荊軻の一挙には、太子丹ばかりでなく、
こうした長者・豪傑の怒りと怨念がかかっていたのです。
★樊於期は、荊軻を認知しています。
★この樊於期のような行動、すなわち、仇を討つために自分は死んで、
自分に代わってあだ討ちをしてくれる第三者に事(首も)を託す、
という話は他にもあります。
魯迅の『眉間尺』、後に『鋳剣』と改題した作品を例にあげておきます。
もとの物語は『越絶書』『呉越春秋』『列異伝』などにみられます。
http://www.k2.dion.ne.jp/~kondo-n/eturan4.htmつづく
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これは メッセージ 281 (ajisai110701 さん)への返信です.
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