Re: 和文天祥正気歌并序 藤田東湖
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/22 21:11 投稿番号: [163 / 735]
天地正大気
天地正大の気
粋然鍾神州
粋然として神州に鍾(あつ)まる
秀為不二嶽
秀でては不二の嶽(みね)と為り
巍巍聳千秋
巍巍として千秋に聳ゆ
注為大瀛水
注いでは大瀛の水と為り
洋洋環八洲
洋洋として八洲を環(めぐ)る
発為万朶桜
発しては万朶の桜と為り
衆芳難与儔
衆芳与(とも)に儔(たぐ)い難し
凝為百錬鉄
凝りては百錬の鉄と為り
鋭利可断●
鋭利
●(かぶと)を断つ可し
○臣皆熊羆
○臣(じんしん)は皆熊羆(ゆうひ)にして
武夫尽好仇
武夫は尽く好仇なり
●・・・かぶと。「鑿」に似た字。
○・・・じん。くさかんむりの下に「盡」。
天地間の正大の気は、
純粋なままに日本に集まっている
高く秀でては富士山となって、
いつの世にも威容を聳えさせている
水となって注げば海原に流れ入り、
はるばると大八洲(おおやしま)を環(めぐ)る
花と開けば万朶の桜となり、
その美しさは他のどの花も及びがたい
鉄に凝集すれば、百たびも打ち鍛えられた日本刀となって、
その鋭さは兜をも断ち切ることができる
こうした正気が人に集まって忠義の臣はみな熊や羆のごとくに健(たけ)く、
武夫(もののふ)はことごとく主君の頼もしき腹心となる
★不二嶽・・・富士山。並びなき山という意味で富士の音を不二と写した。
つづく
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これは メッセージ 162 (ajisai110701 さん)への返信です.
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