Re: 日曜雑感
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2012/12/16 20:09 投稿番号: [2989 / 3149]
わたしは、民主国家がその国力に応じた自衛能力を持つことまでは否定しない。しかしながら、国家、国民のの真の防衛力とは、最新の正面装備と師団の数で決まるのではないのは明白であり、この近現代史を俯瞰しても、「強大な軍備」が結局、自国と周辺国に何をもたらしたかは一目瞭然である。同時に、いずれの国も無限の軍備を持って、勝手放題に外国を屈服させることはできなかったし、できるはずもなかった。中内功氏の、「新憲法があるから戦争の心配をせずに商売ができるんだ」という発言は、飢餓とマラリア、執拗な米軍機の来襲、米式装備の比国兵士との戦闘で生死の間を彷徨い、彼の中隊は事実上の全滅をして、彼ともう一人の召集兵しか生きて故国の土を踏めなかったという、厳然たる事実が背景にあり、その言葉の重みをだれが否定できるのか。「憲法が平和を守るわけではない」とは一面の真実だとしても、これには顧みる価値もなく、ただただ軍事力だけが頼りとする考えには、わたしは賛成できない。当時、たしかに日本だけがすべて悪かったわけではないが、第二次大戦が、「持たざる国」の侵略から始まり、ファシズムと反ファシズムの戦争だったことは紛れもない歴史的事実ではないか。いま、また、「改憲」だ、「国防軍」だという戦後日本でもきわめて反動的な「軍事」内閣が出現するだろうが、これに抵抗する日本人もけっして少数ではないのである。
これは メッセージ 2986 (unh*o さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835412/a5sa5ca5afa5jbfoqa1aaa1a9_1/2989.html