Re: レバ刺し!
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2012/07/02 09:14 投稿番号: [2773 / 3149]
銀座を歩く外国人を呼びとめ、日本の伝統品を見せて「これは何かわかりますか」と聞くテレビ番組の企画があった。それに出てきた鰹節は誰一人として判らず、多くの人が「何に使う木なのかわからない」と言っていたが無理もない。あれはどう見たって木片にしか見えないし、欧米人には「ダシ」という概念がないようだ。戦後もしばらくの間は、どこの家庭にも鰹節があり、これを削る鉋があったと思うが、いま、そんな「日本的」な優雅な家は珍しいだろう。日本人の生活に「ゆとり」がなくなったのである。パックの「削り節」を使うのはいいほうで、たいていはビン入りの「ダシの素」「つゆの素」をガバッといれてお仕舞いである。
「煮干」というものもあまり使われなくなった。あの乾燥した小魚を外国人に見せても正解は期待できない。
ドイツだったか、オーストリアだったか、いっぱしの腕をもつ日本の料理人が割烹を開業し、現地の新聞にも紹介されて当初は大勢の客が押し寄せた。「寿司ばかりが日本料理ではない」と張り切ったものの、次第に客が来なくなり、やがて閉店という次第になった。板前が腕によりをかけた日本料理、客の曰く、なんと、「魚臭い」と。
これは メッセージ 2772 (tok*o*cach*to3 さん)への返信です.
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