Re: 観光理髪庁
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2011/09/08 12:51 投稿番号: [2475 / 3149]
グーグルアースで西門町界隈を散策した。龍山寺の門前はきれいな地下鉄の駅前公園になっていたが、昔は雑然とした市場だったように覚えている。おなじく、いかがわしい一角もあったようだが、推測するに、現在の林森公園同様、「日拠時代」から公園だったものを大陸からの難民が不法占拠し、それをあの陳政権が強権を発動して「元に戻した」のではないだろうか。
「華西街夜市」のすぐ近くに見覚えのある古い二階建ての建物があった。その造りから日本統治時代からの病院に違いなく、現に「仁済医院」とあり、診察項目は「リハビリ」と「歯科」になっている。昔は性病の病院だったような記憶があるが、三十数年ぶりの「再会」だから判然としない。丸太を組んだ足場で囲んであるから外壁の塗装でもするのだろうか。重機で毀すのなら足場はいらないだろう。
観光理髪庁は本当に消えてしまったようだ。しかし、「観光」と「散髪」を結びつけて商売にするアイディアはどこから出てきたのだろう。これは台湾人の発明ではなく、戦前、上海あたりにあったものを大陸の難民が持ち込んだものではないかと思うがどうだろうか。台北の何処だったか、「これは…」と仰天するほどの豪華な「理髪庁」があった。大理石とシャンデリアのロビーに深いスリットを入れた旗袍の小姐が行き来している様はまさに「台湾の夜」で、それだけでも一見の価値があったが、李さんか陳さんかは知らぬが、情け強(こわ)くも毀してしまったか。論語に「政治は細かなところまで介入するな」と言う一節があり、清廉さを強調するものいいが、度を過ぎた窮屈な施政も考えものである。
これは メッセージ 2474 (unhoo さん)への返信です.
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