Re: 愛国売国 続き
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2010/10/13 18:30 投稿番号: [2296 / 3149]
司馬遼太郎の本は小説、随筆、対談などを問わず、随分読んではいるが平安時代の藤原某についてはまだお目にかからない。日本に科挙が入り込まなかったのは、やはりシナとは違った国家制度によるものだろう。奈良以来の強固な貴族制度がこれを許さず、鎌倉以後の武家社会を経て戦国期に入ると読み書きもできない連中が槍一本で豪族、大名にのし上がることができたから試験もへったくりもありはしない。江戸時代は「科挙」などは無縁の牢固な世襲制が確立して社会が停滞した。
ところが、明治期になると天皇制のもとでの大規模な官僚群を必要としたから「高等文官試験」という名の「科挙」が出現、戦後、それが「一種国家公務員試験」と名を変えて現在まで続いている。
そうすると、その藤原某がシナに夢を託した、家柄などはまったく考慮しない試験による任官制度、つまり「科挙」は日本が受け継いだことになる。
しかし、その硬直した官僚制度が、やはりと言うか、日本を窒息寸前の事態にまで追い込んでいる。
これは メッセージ 2292 (unhoo さん)への返信です.
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