ビックリ台湾!?

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カタカナ

投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2010/05/26 10:59 投稿番号: [2174 / 3149]
  張さんの弟が本格的に「日本語をやる」と言って本を買いそろえている。彼ももう立派な中年になってはいるが、どうやら台湾「ハーリー族」の仲間入りをしたようだ。「日本語より英語を勉強したほうがいいんじゃないか」とメールをしてやったが、まァ、辛抱強く真剣にやればどこの国の言葉だって話せるようになるだろう。ヘリョンという韓国の女性お笑いタレントは日本でデビューしたいがために自国で猛勉強、半年で日本語が話せるようになったという。
わたしはアメリカに本部がある宗教団体の方々と交際があるが、かれらの信仰と宣教のための外国語習得熱はすさまじい。日本人信徒がもっとも力を入れているのが中国語で、これを会話程度なら軽々とマスターしてしまうから信仰のもつ力には驚きと敬服のほかはない。

日本の漢字は「音読み」と「訓読み」の二通りがあり、しかも、訓読みには送り仮名をつけ、それが活用変化するという恐ろしく難解なことになっている。早い話、音読みは中国語で、訓読みが本来の日本語なのだ。信長の時代、イエズス会宣教師ルイス・フロイスはこれを「悪魔の言葉」だとローマ法王庁に書き送っている。

ところで、日本の文字である仮名の美しさ、優しさ、そして簡潔さは独特のものである。「ノ」という片仮名の簡明さはどうだろう。世界のどこを探したってこれほど簡単な文字はあるまい。だからといってバカにしてもらってはこまる。右上から斜めに線を引いても「ノ」にはならないのである。「ソ」「リ」「ン」はよく似ていて外国人には苦手だろう。鉛筆やボールペンだから紛らわしくなるのだが、本来の毛筆で書けば違いがはっきりする。

正月に来た張さんの姪が「ヘヤカラー(髪染め)」の銘柄やカラーをメモに書いて買い物を託してきた。一生懸命に書いたカタカナが可愛らしく、微笑ましかったが、それでもやはり、「ソ・リ・ン」の区別はできていなかった。
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