921大地震
投稿者: unhoo 投稿日時: 2009/07/19 03:55 投稿番号: [1919 / 3149]
2000年9月21日台湾中部で震度7.6(だったかな。7.8だったかも知れない)の大地震があり中部では建物が沢山倒れました。
台北では震度5で、手抜き工事の12階建てが1軒倒れ、もう一軒20階建てのビルが倒れたけれども、この方は手抜き工事ではなく、敷地が昔から池で、やっと30年前に埋め立てたばかりであったのを知らずに、普通の基礎工事で建てたためでした。手抜き工事のビルは、建てた建築会社がとうにつぶれたから、責任の追及ができなかった。
そのときわしは台北市外の22階建てビルの10階に優雅な独身貴族の生活を送っていた。地震は真夜中過ぎの午前1時に発生した。最初の地震が静まって、しばらくすると第2回目、すなわち最初の余震が来た。やがて第3回、第4回と揺れが来た。わしより上の階に住んでいた人たちががやがやと階段を下りて、戸外に逃げはじめた。
わしも逃げる準備を始めた。夜風で寒い目に遭わないようにとジャケット、レインコート、貯金帳に印鑑などを取り集め、さて出ようとしたとき、待てよと考えた。最初の大地震以後、すでに10回ぐらい余震がきている。もうそろそろおしまいだろう。よって出るのは止めて、停電の中でソファに腰をおろした。そしたら第11回目の余震が来た。余震が百回も来るはずはない。11回目でおしまいだと思った。そこへ12回目の余震がやってきた。こんどのこんどこそ本当におしまいだろうと、ソファの上で目をつぶってうとうとした。そしたらまた次の余震が来た。来るたびにこれこそ最後だというわしの信念が強まった。かくて最後までわしは逃げずにソファで眠っていた。道路に逃げ出していた慌て者たちは、道路に野宿して夜が明けてからぼつぼつ帰ってきた。
これは メッセージ 1918 (meimei124712 さん)への返信です.
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