ビックリ台湾!?

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蒋経国の車隊

投稿者: unhoo 投稿日時: 2009/03/04 13:16 投稿番号: [1809 / 3149]
長い間忘れていたことを思い出した。蒋経国が総統だった時代の総統車隊は、ピストルの名手が乗った車が先行し、総統車のうしろにも親衛隊の車が数台続いていた。予定通路には憲兵が警備に立っていた。中国語で言うところの「如臨大敵」(大敵に臨むが如し)であった。そして、警備の憲兵はその職務に立つのがこわくてたまらないのだそうだ。何故かというと、以前にこんな事件があったというのだ・・・警備の憲兵の中に姿勢が規定と違う者があった。たちまち先行車の中のピストルの名手がその憲兵を射ち倒した。すると後続車から数人の親衛隊が走り出して、倒れた憲兵を担いで行った・・・。こういう事件があったという話が憲兵の間に流布していたので、警備の役を命じられた憲兵はみな戦々競々だったという。

この話をわしに聞かせたのは市政府の一公務員で、彼は親しくなった一人の憲兵から聞いたのである。二十数年前にわしがその公務員からこの話を聞いたとき、疑わずに事実だと信じたものである。当時は人々がこの話を事実と信ずる雰囲気があった。今になって思い出すと、ほんとかなあと思うのだが。

李登輝総統の時代に変わると、一瞬間で総統車隊の通り道の憲兵の警備がなくなり、赤信号では総統車隊も停車することになった。この点でも李登輝は偉い。陳水扁政府は李登輝政府よりもさらに「怖くない政府」だったが、陳水扁退陣後の台湾には、検察ファッショの陰影が現れた。李、陳の二代の政府が、蒋政権の刑事訴訟法をチェックしなかったのは不幸であった。

蒋政権が持ってきた刑事訴訟法は1917年(一次大戦の最中)に編成されたもので、その後少数の条文が改訂されたとは言え、基本的には検察官は自分の心証だけで人民を有罪と推定して拘禁する権力があり、しかも拘禁期間に制限がない。現代文明国の「人民は有罪の判決を受けて、その判決が確定するあらざれば、無罪の推定を受ける」という思想は、蒋政権が持ってきた下等な刑事訴訟法にはないのである。
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