李朝朝鮮

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Re: 過酷な植民地政策ニダ!

投稿者: trip_in_the_night 投稿日時: 2007/05/24 23:00 投稿番号: [833 / 1329]
>>「1938年の1人当りGDP、人口統計、教育統計などの複合人間開発指数を出してみれば、フィリピンが最高だった。」と言った。

>このロンドン大の女史は数字だけつまみ食いして自説を展開してます。
>後進国が発展するためには2つの絶対条件があります。
>1.教育システムが普及し、教育水準が高まること。
>2.経済・社会インフラが備わること。
>どちらが欠けても国家として浮上しません。

欧米の植民地の都市、あるいは居留地の社会インフラの整備は早いです。
マニラもハノイも香港も、上下水道・電気・道路・港湾施設などは整っていました。
勿論、それは原住民のためではなく、支配層のため。
収奪型経済なので、周辺には必ずスラム街が出来てしまいます。
統計上のGDP、就学率やインフラ整備率には見えない、社会・経済システムに原住民がどのように関わっていたかの考察が必要ですね。

以下のサイトを見るように、フィリピンは植民地経営としては、まさに「最高水準」の収奪です。
しかも、主食の田んぼを潰させて、高い輸入米を買わせる。
その儲けはアメリカの懐に入る。過酷ですね。

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第 2 次世界大戦前におけるアメリカ統治下のフィリピン林業開発(林学科)
篠原 武夫
琉球大学農学部林学科

アメリカの領有となってからのフィリピン経済は, アメリカの近代的植民地政策によって顕著な発達をした。アメリカはフィリピンを自国資本に対する資本投下市場, 商品販売市場, 原料供給地として強く位置づけていた。アメリカの植民地政策は, 本国の工場製品を販売せしめる必要から自給自足を目的とする封建的農村の自然経済を解体せしめて, 商品経済の促進を必要としたのである。そのためには, アメリカはフィリピン原住民の農業生産物が商品化される流通過程の近代化のみに満足せず, その基本産業たる砂糖, 麻, 木材などの生産過程に直接干渉し, 本国の技術と資本とをもって能率的に農林業の経営を行ない, それによって植民地の富を可能な限り収奪せんとする欲求から, 農林業部門にエステートの型で進出した。この型は甘蔗栽培に多い。しかし, アメリカは自国資本の安全を守るためにフィリピン産業の近代化には常に一定の限界を与えたのである。かくして, フィリピン経済構造の基本をなす農業関係には, 依然として前期的遺制が支配的となった。アメリカの産業政策は母国の不足品である砂糖, 麻, コプラなどを植栽せしめ, フィリピン原住民の自主的産物である棉花及び米などの生産の助長を抑制して, フィリピン経済を完全にアメリカに依存せしめたのである。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000220437/
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