李朝朝鮮

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太祖・李成桂はモンゴル軍閥だった!?

投稿者: aki_kaze_u_ru_ru 投稿日時: 2007/12/21 00:27 投稿番号: [1074 / 1329]
ちょっと昔のだけど・・・

http://www.chosunonline.com/article/20060905000052
朝鮮王朝の太祖・李成桂(イ・ソンゲ/1335〜1408年)は高麗系モンゴル軍閥の勢力であり、朝鮮王朝は北方遊牧帝国の伝統を基盤に建国した国家であったという新説が唱えられ、学界で論争を呼ぶものとみられている。


  こうした主張は、新進気鋭の東洋史学者・尹銀淑(ユン・ウンスク)博士とモンゴル系中国人学者・エルデニ・バタル博士(内モンゴル大専任講師)が唱えたもの。両名はこうした主張を盛り込んだ博士論文を江原大史学科に提出し、先月審査を通過した。


  学位論文『蒙元帝国期オッチギン家の東北満州支配』を執筆した尹博士は「13世紀から14世紀にかけて、東北満州地域を元のオッチギン(斡赤斤)王家が支配していたという事実に注目しなければならない」と主張した。


  オッチギン家による同地域の支配は、チンギス・ハーンが1211年に自らが征服した領土を多くの弟らに分封した際、末弟のオッチギンにこの地域を治めさせたことから始まっている。その後、オッチギン家は遊牧と農耕という経済インフラを基盤とし、この地域で独立的な勢力を形成することに成功した。


  ここで問題となるのは、オッチギン家の支配領域の中に李成桂一門の本拠があったという事実だ。


  李成桂の高祖父(祖父の祖父)李安社(イ・アンサ)は全州を離れ、豆満江流域の斡東地域に定着した後、1255年に5000戸の千戸長とダルガチ(元の地方役人)の地位を元皇帝から下賜されている。この事実について、尹博士は「千戸長はモンゴル族でなければほとんど任命される事のない高位の官吏であり、事実上、李安社がオッチギン家から認められた軍閥勢力に成長していた証拠と見るべきだ」と語った。


  その後、1290年にオッチギン家の内紛で李安社の息子・李行里(イ・ヘンリ)は斡東の基盤を失って咸興平野に移住したが、千戸長とダルガチの職位は李行里のひ孫・李成桂の代までの5代にわたって世襲された。




  一方、学位論文『元・高麗支配勢力関係の性格研究』を執筆したエルデニ博士は「李成桂一門はオッチギン家を通じ、当時最先端にあったモンゴル帝国の軍事技術を直接吸収した。その後、オッチギン家直属の斡東と雙城縈管府の多くの条件を活用して自らの勢力を育てていった」と主張した。なお、李成桂は1362年に元の将軍ナガチュとの戦闘で、この先端技術を用いて勝利している。


  さらに、尹博士は1388年の威化島回軍(元への援軍の指揮官であった李成桂が全軍を威化島で引き返し、高麗の実権を握ったクーデター)も、モンゴルの内部事情に精通している李成桂が、元の軍事力が崩壊したことを把握した上で起こした「旧モンゴル将軍の裏切り」と見るべきだと主張した。従って、朝鮮王朝の建国は韓半島(朝鮮半島)の自生的産物としてだけでは見られないとしている。


  「モンゴル世界帝国の中心地である北東アジアで、13世紀から14世紀に起きた激変の歴史の総体的果実として生まれた王朝が朝鮮王朝だ。朝鮮王朝は表面では親明事大を標榜していたにもかかわらず、パックス・モンゴリア体制の中心である北方遊牧帝国の伝統を事実上維持し続けていた」と尹博士は語った。


  また、こうした新たな歴史解釈の持つ意義について、尹博士とエルデニ博士は「これは朝鮮王朝の歴史がモンゴル史の一部という意味ではなく、韓半島の範囲を脱して東アジア史という大きな観点で高麗・朝鮮王朝間の王朝交替を再解釈する作業だ」と定義した。


  ところで、こうした主張に対する学界の評価は分かれている。江原大史学科の周采赫(チュ・チェヒョク)教授は「2世紀にわたって満洲を支配した先進文明圏が朝鮮王朝に及ぼした影響を一部明らかにしたという意味がある」と評価している。


  一方、高麗大史学科のパク・ウォンホ教授は「興味ある仮説ではあるが、もう少し緻密な検証を経なければならない」と慎重な姿勢を示した。


ユ・ソクジェ記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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