永好和夫氏 7
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2007/12/12 17:07 投稿番号: [1597 / 4504]
永好和夫氏、今回は大活躍のようで。
横田めぐみさんの遺骨DNA鑑定問題 経緯と経過 −3−
火葬した遺骨の鑑定の実験について
(1)微量分析と途方もない結果について
吉井氏によるDNA鑑定は、共和国が1200℃で焼いたと説明された遺骨からDNAが検出された点で、通常では考えられない途方もない結果である。吉井氏自身も「ネイチャー」誌の専門記者に「私もまったく驚いた」と語った。また、氏が行ったPCR法は普通DNAを一度だけ増幅させるが、今回はDNAの増幅を二度行った、と語った。
このような超微量分析とそれに伴う常識では考えられないような結果については、錬金術(鉛から金を作る方法)時代から現在に至るまで夥しい報告がある。このような例で近年最も話題となったものは、のちに「20世紀最大の科学スキャンダル」とよばれるようになった「常温核融合」であろう。以下、この例について超微量分析と途方もない科学的結果についての危険性について述べ、遺骨のDNA鑑定をこのような観点から考察してみる。
1989年3月23日、米国のB・スタンレー・ポンズと英国のマーチン・フライシュマンの二人の電気化学者は電気分解を用いて常温で核融合を起こすことができるという途方もない報告をした。それ以来、世界中で多くの科学者により全世界いたるところで追試験を含めさまざまな実験が行われ、常温核融合会議など多くの学会で研究報告が行われて多くの研究論文が報告された。モリソンによれば、1992年10月3日までに727の論文が発表されたという。このように、超微量物質の検出において、実験結果が科学的に客観的であることを検証するためには、夥しい再現性、追証性と考察を必要とすることがわかる。今回の焼骨のDNA鑑定についても、外部汚染の可否について科学的、客観的な結果を得るためには、多くの追試験が必要不可欠であることは明らかである。常温核融合の真相究明のために設置された常温核融合調査委員会の委員長であるホイジンガは「常温核融合の真実」(J・R・ホイジンガ著、青木薫訳/化学同人)で次のように述べている。
「実験科学者が予想もしなかった途方もない結果に直面したとき、まず初めに考えるのは、なんとかしてそれを追い払おうということだ。それには従来の説明をしらみつぶしに調べあげなくてはならない。予期せぬ結果を抹殺しようとするとき、従うべき簡単な処方箋はない。別の装置や異なる条件下で同じ結果が得られるかどうかを確かめるために、実験装置や解析手続きをあれこれ手直しすることになる。(中略)科学において真の現象は不変である。すなわち、他の人が別の装置を使って非常に異なる条件下で実験をしても、その途方もない結果を−もしそれが真の現象なら−再現することができ、確認できなければならないのだ」
このように、途方もない結果に対しては、否定的観点から原因を徹底的に調べ上げるとともに、異なる条件で夥しい追試験を行って再現性を確かめる必要がある。しかし、日本政府が発表した焼骨のDNA鑑定については、このような科学的手順を踏まず、再現性も確認せず、残存する試料についての追試験すらできない状態である。これでは、政治が科学に干渉して科学的客観性を求めることを妨げているとしかいいようがないであろう。
8に続きます。
横田めぐみさんの遺骨DNA鑑定問題 経緯と経過 −3−
火葬した遺骨の鑑定の実験について
(1)微量分析と途方もない結果について
吉井氏によるDNA鑑定は、共和国が1200℃で焼いたと説明された遺骨からDNAが検出された点で、通常では考えられない途方もない結果である。吉井氏自身も「ネイチャー」誌の専門記者に「私もまったく驚いた」と語った。また、氏が行ったPCR法は普通DNAを一度だけ増幅させるが、今回はDNAの増幅を二度行った、と語った。
このような超微量分析とそれに伴う常識では考えられないような結果については、錬金術(鉛から金を作る方法)時代から現在に至るまで夥しい報告がある。このような例で近年最も話題となったものは、のちに「20世紀最大の科学スキャンダル」とよばれるようになった「常温核融合」であろう。以下、この例について超微量分析と途方もない科学的結果についての危険性について述べ、遺骨のDNA鑑定をこのような観点から考察してみる。
1989年3月23日、米国のB・スタンレー・ポンズと英国のマーチン・フライシュマンの二人の電気化学者は電気分解を用いて常温で核融合を起こすことができるという途方もない報告をした。それ以来、世界中で多くの科学者により全世界いたるところで追試験を含めさまざまな実験が行われ、常温核融合会議など多くの学会で研究報告が行われて多くの研究論文が報告された。モリソンによれば、1992年10月3日までに727の論文が発表されたという。このように、超微量物質の検出において、実験結果が科学的に客観的であることを検証するためには、夥しい再現性、追証性と考察を必要とすることがわかる。今回の焼骨のDNA鑑定についても、外部汚染の可否について科学的、客観的な結果を得るためには、多くの追試験が必要不可欠であることは明らかである。常温核融合の真相究明のために設置された常温核融合調査委員会の委員長であるホイジンガは「常温核融合の真実」(J・R・ホイジンガ著、青木薫訳/化学同人)で次のように述べている。
「実験科学者が予想もしなかった途方もない結果に直面したとき、まず初めに考えるのは、なんとかしてそれを追い払おうということだ。それには従来の説明をしらみつぶしに調べあげなくてはならない。予期せぬ結果を抹殺しようとするとき、従うべき簡単な処方箋はない。別の装置や異なる条件下で同じ結果が得られるかどうかを確かめるために、実験装置や解析手続きをあれこれ手直しすることになる。(中略)科学において真の現象は不変である。すなわち、他の人が別の装置を使って非常に異なる条件下で実験をしても、その途方もない結果を−もしそれが真の現象なら−再現することができ、確認できなければならないのだ」
このように、途方もない結果に対しては、否定的観点から原因を徹底的に調べ上げるとともに、異なる条件で夥しい追試験を行って再現性を確かめる必要がある。しかし、日本政府が発表した焼骨のDNA鑑定については、このような科学的手順を踏まず、再現性も確認せず、残存する試料についての追試験すらできない状態である。これでは、政治が科学に干渉して科学的客観性を求めることを妨げているとしかいいようがないであろう。
8に続きます。
これは メッセージ 1574 (jgeilsbandfreek さん)への返信です.
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