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永好和夫氏 6

投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2007/12/07 20:55 投稿番号: [1574 / 4504]
  ③実験の再現性、追証性について

  日本政府は帝京大学の吉井氏のDNA鑑定を科学的、客観的といっている。しかし、吉井氏自身の実験結果は、骨片5個のうち1回目と2回目のデータが異なっており、他の骨片についてはデータが公開されておらず、「再現性」は確認されていない。また、科学警察研究所、東京歯科大学では遺骨のDNA鑑定ができない状態にあり、このことは追証性が確立できていないことを示している。以上のことから実験における再現性、追証性が確立していない実験結果であり、科学的に客観性がないことは明らかである。吉井氏が鑑定した資料が使い果たされ、吉井氏が用いた試料で再現性や追証性を確かめることは不可能になってしまっているが、他の試料を用いて第三者機関で可能な限り再現性と追証性を確かめることは可能である。したがって、日本政府が科学的にDNA鑑定の客観性を求めるのであれば、政治的に中立な第三者機関に依頼して広汎な鑑定実験の追試験を行うべきである。「ネイチャー」もこの点に言及し、3月17日号で「鑑定はもっと大きなチームでなされるべきだという他の日本人科学者の主張は説得力をもつ。日本はなぜ一科学者だけに鑑定を委ねたのか。そして彼はもはや鑑定について語る自由さえ失っているかに見える」と問題点を指摘している。

  ④実験報告者との意見交換について

  「ネイチャー」が4月7日号で、DNA鑑定者の吉井氏は4月から警視庁科学捜査研究所の法医科長に抜擢され、自由に意見交換ができなくなったことを批判した。一方、共同通信は3月26日付で、「警察が外部の人材を管理職として招聘するのは極めて異例」と評した。このように、鑑定者の意見を聞くことができないようでは実験が科学的に行われたということはできないし、日本政府の行為はDNA鑑定の科学性を明らかにすることを政治的に故意に妨害していると理解されても仕方あるまい。

  ⑤DNA鑑定者の見解

  鑑定者である吉井氏は「ネイチャー」2月3日号で、同科学記者の取材に対して、「火葬した標本の鑑定は初めてで、今回の鑑定は断定的なものとは言えない」と説明している。このことは、鑑定者自身が科学的に正しい鑑定であったかどうかを疑っているということである。

(熊本県朝鮮会館問題を考える市民の会、永好和夫)

[朝鮮新報 2007.12.7]


最後になるけど、「熊本県朝鮮会館問題」ってどういう問題なんだろう?
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