時代の価値観ールパン氏
投稿者: shinkuuboakagi 投稿日時: 2001/05/20 07:10 投稿番号: [4563 / 60270]
>その時代の価値観を考えるというならば、当然奴隷たちの価値観も軽視してはいけないものだと私はかんがえます。
奴隷が自分たちの状況を天災の次元で受け止めていれば自分たちの状況について肯定も否定もしない精神状態というのはあったと思いますよ。(これは奴隷制を肯定すると言うこととはまったく関係ありません)。
ローマにポエニ戦役で敗れたカルタゴの人間は全員奴隷にされたそうですが、逆に自分たちが征服した場合はその地域の人間を奴隷にする可能性もあったのですから、このような時代環境のもとでカルタゴの人間が奴隷制度について否定的に考えていたかどうか、かれらに聞いてみなければわからないこともありますね。まあ、ローマの拳闘士スパルタカスも奴隷達と反乱をおこしていますから、奴隷制度に反対する、もしくはその状況から抜け出したいとおもっていた奴隷はいたでしょう。(奴隷といってもギリシャ時代には家庭教師をやっていた奴隷もいたそうですから、すべてをアメリカにおける初期プランテーション時の黒人奴隷のように考えてしまうのは間違いかも知れませんが)。
ところであなたは朝鮮における疑似奴隷といってもいいであろうところの奴卑についてはどう考えているの(白丁は別に置くとして)。
隷属関係は国家間でもあるでしょうけど、個人個人間でもありますね。
このトピでも話題になった映画「ムルデカ」のなかで、インドネシア人に好意的な日本軍将校が、インドネシア人について「この国の人間はオランダ人に350年間飼い慣らされて骨抜きにされてしまっている」という場面、長くインドネシアに住んでいて小さな店をやっている日本人の親爺がオランダ人について「オランダ人はひどかもんたい。インドネシア人をまるで犬猫くらいにしか思っておらんとです」という場面、インドネシア人が「日本軍がやってくるまで独立なんてまるで夢みたいでした」という場面。
インドネシア人は心身ともにオランダの奴隷でした。
日本の植民地における善政を私みたいな日本人が、西欧の植民地主義と比べて主張すると、韓国人は「一輪盗っても花は花」理論を使いましたね。で、話がかみ合わない。
話が色々飛びましたが。
これは メッセージ 4553 (_Lupin_The_Fourth_ さん)への返信です.
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