右傾化
投稿者: JK_partnership 投稿日時: 2001/05/13 21:55 投稿番号: [4033 / 60270]
お返事ありがとうございます。じっくり読ませていただきました。
まず右翼・左翼という単語についてもう一度書かせていただきますが,ご理解いただいた点以外にもう一つ,「使う方の立場によって見方が変わりうる」というところがポイントです。人間は通常自分が「普通若しくは中道」だと思っており,それより右にいる人を「右翼」,左にいる人を「左翼」と呼ぶ傾向があります。ですから,chavitalさんがつくる会を「右翼」だと思うのは,chavitalさんご自身が彼らより左側にいるだけだと思うのです。ですから,この右左の話は意味がないのでは,と申し上げているのです。
自民党について。
確かに,森や小泉は自民党の中でも「タカ派」に属するという見方もあるので,そのような見方もあるかもしれません。しかし,chavitalさんが懸念されているものの中には,私がお答えしたものについても含まれているようです。これらについて,私のレスをお読みになってどう思われたかお聞かせいただけませんか?
閣僚の靖国参拝については,これも国内で議論があるところです。靖国神社に祀られているのは,先の大戦で戦死した兵士たちです。この中には,ただ国に徴兵されて邪な心なくまさに国のために散っていった兵も含まれるのです。そのようなところに国の代表として参拝したいという気持ち,わからないでもありません。これは,韓国ではおそらくベトナム派兵の際に散っていった韓国兵に対する気持ちと同じだと思っていただければよいでしょう。問題なのは,東京裁判で有罪となり処刑された戦犯も同じ場所に祀られているのが,韓国や中国などの国民感情を傷つけるのだと思います。これについては,やはり日本でも議論があるところですから,逃げないで議論をすべきでしょう。
教科書検定について。
今回の検定では,複数の出版社から検定申請がなされているのは周知の通りです。文部科学省ではそのすべてについて同様な作業を行っていますから,教科書検定基準に則って見た場合に明らかに「基準を満たしていない」ものについては,文部科学省としては意見をつけざるを得ないのではないでしょうか。しかも,その検定意見はすべて公開されます。いくら意見数が多くても扶桑社一社のみに色好い返事をし明らかな事実誤認が数多く看過された場合,国民(正確にはマスコミかな?)からの一斉非難を浴びてしまいます。国の行政機関は国民からの反発を一番恐れていますので,そんなことはできないのではないかというのが私の見方です。
慰安婦問題の削除について。
他の教科書でも同様に記述が削除されたことについては,Tell_meさんの仰っている通りだと思います。私自身は「慰安婦の強制性を示す根拠が曖昧になった」ということだと思っていますが。また,今回学習指導要領が改正され,指導内容を3割削減(この数字は不正確かもしれませんが)することになったことによるものも大きいのではないかと推測しています。私自身「慰安婦」については,そもそも中学生という心身の発展途上過程で教える内容としてはいささか不適切ではないかと思いますが。
教科書の採択について。
採択について現場教師の意見が反映されにくくなくなると言うのは事実のようですね。しかし,もともと採択権は教師にあるのではなく,教育委員会にあるのです。原理原則を考えれば,むしろ正常な動きではないでしょうか。しかも,教育委員会は繰り返しになりますが「国や政党とは独立した地方の一行政機関」です。ですから,そこへの国の意志介入の余地はほとんどないと考えてもよいのではないかと思います。
もう一つ,教科書はあくまでただの教材であって,それをどう使うかは現場教師の裁量に委ねられています。ですから,採択の段階で現場教師の意見が反映されなかったとしても,生徒の手に渡る時にはさして大差ないのではないかと思いますが,いかがでしょうか。
ちなみに,以下のリンクで日本の教科書制度について大まかに知ることができます。お時間の許すときにでも一度のぞいてみてください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/
http://www.yomiuri.co.jp/minijiten/20010306ip01.htm
まず右翼・左翼という単語についてもう一度書かせていただきますが,ご理解いただいた点以外にもう一つ,「使う方の立場によって見方が変わりうる」というところがポイントです。人間は通常自分が「普通若しくは中道」だと思っており,それより右にいる人を「右翼」,左にいる人を「左翼」と呼ぶ傾向があります。ですから,chavitalさんがつくる会を「右翼」だと思うのは,chavitalさんご自身が彼らより左側にいるだけだと思うのです。ですから,この右左の話は意味がないのでは,と申し上げているのです。
自民党について。
確かに,森や小泉は自民党の中でも「タカ派」に属するという見方もあるので,そのような見方もあるかもしれません。しかし,chavitalさんが懸念されているものの中には,私がお答えしたものについても含まれているようです。これらについて,私のレスをお読みになってどう思われたかお聞かせいただけませんか?
閣僚の靖国参拝については,これも国内で議論があるところです。靖国神社に祀られているのは,先の大戦で戦死した兵士たちです。この中には,ただ国に徴兵されて邪な心なくまさに国のために散っていった兵も含まれるのです。そのようなところに国の代表として参拝したいという気持ち,わからないでもありません。これは,韓国ではおそらくベトナム派兵の際に散っていった韓国兵に対する気持ちと同じだと思っていただければよいでしょう。問題なのは,東京裁判で有罪となり処刑された戦犯も同じ場所に祀られているのが,韓国や中国などの国民感情を傷つけるのだと思います。これについては,やはり日本でも議論があるところですから,逃げないで議論をすべきでしょう。
教科書検定について。
今回の検定では,複数の出版社から検定申請がなされているのは周知の通りです。文部科学省ではそのすべてについて同様な作業を行っていますから,教科書検定基準に則って見た場合に明らかに「基準を満たしていない」ものについては,文部科学省としては意見をつけざるを得ないのではないでしょうか。しかも,その検定意見はすべて公開されます。いくら意見数が多くても扶桑社一社のみに色好い返事をし明らかな事実誤認が数多く看過された場合,国民(正確にはマスコミかな?)からの一斉非難を浴びてしまいます。国の行政機関は国民からの反発を一番恐れていますので,そんなことはできないのではないかというのが私の見方です。
慰安婦問題の削除について。
他の教科書でも同様に記述が削除されたことについては,Tell_meさんの仰っている通りだと思います。私自身は「慰安婦の強制性を示す根拠が曖昧になった」ということだと思っていますが。また,今回学習指導要領が改正され,指導内容を3割削減(この数字は不正確かもしれませんが)することになったことによるものも大きいのではないかと推測しています。私自身「慰安婦」については,そもそも中学生という心身の発展途上過程で教える内容としてはいささか不適切ではないかと思いますが。
教科書の採択について。
採択について現場教師の意見が反映されにくくなくなると言うのは事実のようですね。しかし,もともと採択権は教師にあるのではなく,教育委員会にあるのです。原理原則を考えれば,むしろ正常な動きではないでしょうか。しかも,教育委員会は繰り返しになりますが「国や政党とは独立した地方の一行政機関」です。ですから,そこへの国の意志介入の余地はほとんどないと考えてもよいのではないかと思います。
もう一つ,教科書はあくまでただの教材であって,それをどう使うかは現場教師の裁量に委ねられています。ですから,採択の段階で現場教師の意見が反映されなかったとしても,生徒の手に渡る時にはさして大差ないのではないかと思いますが,いかがでしょうか。
ちなみに,以下のリンクで日本の教科書制度について大まかに知ることができます。お時間の許すときにでも一度のぞいてみてください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/
http://www.yomiuri.co.jp/minijiten/20010306ip01.htm
これは メッセージ 3989 (chavital さん)への返信です.