日本は何故、反省しないのか?

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亀レス>>アイルランド

投稿者: bosintang 投稿日時: 2004/04/05 01:19 投稿番号: [34509 / 60270]
この話題はもともと,君の

>植民地が植民地母国と競争するようなことはなかなか見当たらない。特に20世紀に入っては。過去の二等国民だった韓国人はいまや日本人のことをバカにするまで成長する。

に対して,宗主国を追い抜いた植民地の例は20世紀にもありますよ,という例として出したもの。別に,アイルランドと韓国があらゆる面で似ていると言っているわけじゃない。似ている点もあれば,違う点もある。

  まず,似ている点。

>>本国から近い植民地、ほぼ同族、かつては文化的に優越してた

  植民地は本国から遠い場合が多い。ヨーロッパやアメリカにとっての南アジア,東南アジアがそう。
  その点,日本と韓国の距離に比較できるのは,フランスのアルジェリア支配とイギリスのアイルランド支配。でもアルジェリアは異人種だ。
  私が「同族」と言ったのは言語のことじゃなくて人種のこと。黄色人種が黄色人種を支配した日韓に比べるなら,白人が白人を支配した英愛がふさわしい。それと,気候がほぼ同じ,ということも挙げられるね。

  文化的優越について一言付け加えるならば,アイルランドは遠い昔,ヨーロッパが野蛮なゲルマンに席巻されたとき,ギリシア・ローマの文化を保存し,イギリスはじめ,ヨーロッパ各地に伝授した。

「ローマ帝国が崩壊し、ヨーロッパ中を横切って、粗野で汚らしい異民族(ゲルマン民族)がローマへくだり、工芸品を掠奪し書物を焼いた。そのときに、すでに字の読み書きを学んでいたアイルランド人は、西洋のすべての文学を書き写すという面倒な仕事をしたのである。手当たり次第、手に入るものをすべて移した。写字生(スクリーバ)は、ギリシア・ローマ文化とユダヤ・キリスト教文化を、ヨーロッパへあらたに住み着いたゲルマン諸族に伝える、いわば導管の役割を果たした。」
「アイルランド人は、彼らのいくところいくところへ、ヨーロッパでは何世紀ものあいだ見ることもできなかった、たくさんの書物をもたらした。あたかもアイルランドの英雄たちが、かつて敵の首を腰にさげて歩いたように、アイルランド人は勝利のしるしとして書物を携えてやってきた。ゆく先々で彼らは、学問への愛と製本の技術を教えひろめた。放浪の末にたどりついた入江や谷間に、ふたたび文字の文化をもたらした。そして、疲弊しきっていたヨーロッパ文化に新しい息吹を吹きこんだ。これがアイルランドがヨーロッパ文化を救った顛末である。」

http://www01.vaio.ne.jp/naomori/Ire_culture/howtheIrishSavedCiviliz.htm

  その点,遠くは仏教や漢字をもたらし,近くは儒学を日本に伝えた韓国と似ている。
  儒教の本家,中国が北方のオランケに征服されたとき,朱子学を保存し発展させ,「小中華」を自任し,通信使を通して儒教の典籍を日本に伝えてありがたがられたよね。
「儒教的」枠組みの中では,かつての朝鮮は文化的に明らかに日本より上だった。ただ,当の儒教が,近代化にとってはかえって足枷になるのだが。
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