「法を超えた裁定」 その5
投稿者: Ilbonhae 投稿日時: 2001/04/01 17:18 投稿番号: [2127 / 60270]
「真意が良くわからない」とのことですが、「正当性の根拠を法に求める」法治国家の善し悪しは、ナチス・ドイツの例で挙げた様に悪くも取れる訳で、貴方が「少なくとも日本は法治国家ですよ」と言われても、それがどうしたというこちらのコメントになった次第。「法を超えた判断というのは司法の理性ではない」のは当然で、
日本国憲法の不具合是正が、立法府に望まれる訳だ。
「賠償については既存の制度であっても十分に行えるわけです」と言われるが、それではなぜ元軍属の朝鮮人・台湾人に対して日本兵と同等の賠償が為されていないのか、理解に苦しむが。
「河野談話」に関して、私も全く馬鹿な事
を言ってくれたと思う(と同時に、それでも政治生命を絶たれずに済んでいる現外相を
取り巻く日本政界のだらしなさを不快に
思う)国民の一人だが、今回の判決理由要旨
に見られる「憲法の前文及び各条文のいずれを個別的に見ても、又それらを総合的に考慮しても、憲法の門限の解釈上、元従軍慰安婦及び女子勤労挺身隊員に対する謝罪と補償についての立法義務の存在が一義的に明白であるとは言えず、(中略)原審の右見解は憲法の採用する議会制民主主義の制度の下における右国会の立法過程及び国会議員の立法行為の性質等に照らし、是認することが出来ない」いう判断は、司法の理性の限界を顕にしたものであり、国益を
優先した国家主義的な判決だったと言える
だろう。
これは メッセージ 2105 (tenoz さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/ffckdca4o2bf8na1a2hbfbeja47a4ja4a4a4na4aba1a9_1/2127.html