インドネシアと日本1
投稿者: dobumausu 投稿日時: 2002/02/04 05:16 投稿番号: [19938 / 60270]
インドネシア大使から日本国民へメッセージ
1995年8月17日はインドネシアの独立50周年記念日であった。
これを記念して、当日の新聞に載せてもらうよう事前に、ウィスパール・ルイス在日インドネシア大使から日本における主要新聞社へメッセージが送られた。
しかし、そのメッセージは英文だったためか、Japan TimesとAsahi Evening News以外掲載されなかったのでここで紹介したい。
「この機会にインドネシア政府とインドネシア国民を代表して日本国民のさらなる繁栄と幸福をお祈り申し上げると同時に、インドネシアへ提供された多大なる経済協力及び技術協力に対して心から感謝の念を表明いたします」という社交儀礼的ともいえる挨拶から始まり、インドネシアの50年前の独立から現在に至るまでの経済発展の様子を数字的データを持って紹介し、日本の協力に対しても例をあげて感謝の意を述べている。
そして、インドネシア政府の現在の努力について述べ読者にインドネシアがますます発展する決意とその様子を印象付けている。
このメッセージには過去の事はほとんど触れていない。
ましてや、戦時中の日本軍の残虐行為や占領等については一切触れておらず、ただ、独立後の苦難の約20年間について言及しているのみである。
インドネシア大使館へ真意を問うたところ以下のような説明が帰ってきた。
「戦後50年だからといって大騒ぎするのはおかしい。インドネシアは50年前の独立を自分の力で勝ち取りそして、その後も自己努力して発展している。発展の歴史として50年は節目になるが戦後50年という節目ではない。
戦争は忘れてはならないものであるが過去の歴史の1ページにしかすぎない。われわれは、真の意味で、将来を見据えた未来志向でなければならない。」
大使のメッセージはインドネシアと日本の未来を見据え、さらなる投資と経済協力を喚起するものである。
過去を清算しきれずに過去を眺めて自慰行為をしているに過ぎない日本と違い、インドネシアが過去を乗り越え、真に未来志向であることを伝えている。
これは メッセージ 19934 (dobumausu さん)への返信です.
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