日韓歴史論争

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チャングムの戦い24 大坂食い道楽編

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/02/09 12:59 投稿番号: [1682 / 6952]
  大坂に着いた通信使一行、堅苦しいウリナラを離れて、羽根をのばせるのはここが最後でしょう。朝鮮にはない繁華街を楽しもうとみな夜の大坂に繰り出します。

  上房都訓導に任じられている崔天宗は、奴婢の李と、対馬藩から派遣されている通詞鈴木伝蔵とともに外出しました。
  つきだしに甘納豆とニガリが出てくることで有名な居酒屋「たかかん」に入り、灘の美酒と牡丹鍋を味わいます。

  同じく町に出たチャングムは、崔ら3人が「たかかん」から出てくるのを目撃しました。かなり酔っているうえに、崔と李はなにやら怒っているようです。
「どうしたのかしら」
  チャングムは「たかかん」に入ってみます。
「お嬢ちゃん、また会ぅたな」
  チャングムを迎えた声は、馬を手当てしてくれたあの職人でした。手酌で呑んでおります。
「弩論覇斎ニム、安寧ハシムニカ。さっき出て行った客はウリミンジョクです。何かおこしたのでしょうか?」
  丁寧に挨拶してから大将に事情を聞きます。
「ああ、あの3人か」
「はい。何か怒っていたようにみえました。いったいどうしてでしょう?」
「坊やだからさ」
  弩論覇斎はそういって笑い、一気にお猪口を干しました。
「?」
  けげんな顔のチャングム。大将が事情を説明します。
「じつは・・・」以下回想モード。

「おやじぃ!なんだこの蟹は!足に身が入ってないニダ」
「そうだそうだ、シャジャイと賠償を請求汁!」
  いきなりかんしゃくおこる崔と李。
「・・・・・・お客さん、それは蟹の身とみそを和えて甲羅に盛った料理でんがな」
  唖然とした大将が答えます。
「足なんて飾りや。偉い人にはそれがわからんのや」
  弩論覇斎が苦笑します。
「ウェーハッハッハッハ、そんなこと知っていたニダ。鈴木を試しただけニダ」
  うろたえた崔はそういって酔いつぶれている鈴木の肩をつかんで揺さぶります。そして顔を真っ赤なキムチ色に染めて、勘定をすませていそいそと出ていったのでした。

「間違ったなら間違ったで、『すまん』というたらええのに」
「それだけですむ話なんやけどなぁ」
  大将と弩論覇斎は笑います。
「まぁ」
  チャングムも釣られて笑ってしまいました。

  人通りの絶えた谷町筋に風が舞い、3人の男が肩を並べて歩いてゆきます。BGMはもちろん必殺のテーマです。
  仕事人たちはいずこへ向かうのか?
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