日韓歴史論争

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チャングムの戦い 大江戸捜査網⑩

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/01/14 22:17 投稿番号: [1639 / 6952]
  ついに有力な手がかりを発見したチャングム、すぐにでも大久保へ向かおうとします。
「待ちなさい。チャングムさん」
  小兵衛が止めます。
「先生、早く行かないと」
「そなたは2回も襲われているのだ。ここは一旦根岸殿の家に戻って、善後策を協議した方がよいだろう」
「チャングムさん、父上の申すとおりです。せいてはことを仕損じます」
「わかりました」
  逸る気持ちをぐっとおさえたチャングム。普通の朝鮮人ならここで駄々をこね、はては火病ってしまうのでしょうが、さすが人間ができています。

  根岸宅へ戻ったチャングム一行を根岸九郎左衛門が出迎えます。おや、太田七佐衛門も腰の治療を終えて戻ってきていました。
  これまでの経緯をまとめ、相談する一同。
「月島での襲撃では朝鮮の矢が使われたと聞きましたが、秋山先生」
  根岸の問いに小兵衛が答えます。
「どうやら、浪人を雇って襲撃させたものの、失敗したために口封じをしたようですな」
「そういえば、接骨師のところでおもしろい話を聞きました。チャングムさんと私を襲った4人が死体でみつかった一件ですが」
「あの不可思議な殺され方だな」
「ええ、町でも評判だそうです。接骨の鉄さんによると、あれは日本人の手口じゃない。朝鮮の『テッキョン』じゃねぇか、というのです」
「ウリミンジョクが関わっているのですね・・・」
  悄然とするチャングム。
「元気を出してください。関わっているのは朝鮮人だけと決まったわけじゃありませんよ」
  そういって三冬は、そっと小柄を抜くと、気合を込めて庭の植え込みに向かって投げました。
「!」
  植え込みから人が跳躍し、塀の上に飛び上がりました。そのまま逃げます。
「追うな、三冬殿」
  小兵衛は、鯉口を切って庭に飛び降りていた三冬を制します。
「父上、あれは何者ですか?」
「忍びのたぐいだろう。しかし殺気はなかった。少なくとも敵ではあるまい」

「しかし、依然話が見えませんね」
  腕組みをする太田。
「チャングムさんが狙われているということだけはたしかです。護衛をしつつ捜査をつづけるしかないでしょう」
  三冬の言葉に一同肯きます。
「それでは、大久保へ行きましょう。私たちがついているから大丈夫です」
  大治郎が力強く断言しました。

  松平越中守の屋敷。
「なに?気づかれたと?」
「はい。小弥太を、チャングムが最初に根岸宅を訪れたときから張りつかせていたのですが、ついに気づかれました。しばらく距離を取らせて張りつけさせます」
  ⑤で植え込みが動いたのも小弥太の張り込みだったのですね。
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