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江戸末期の人材の豊かさ

投稿者: matikadono_fukurou 投稿日時: 2004/08/29 03:31 投稿番号: [2062 / 9237]
横レス失礼します。

CDU_CSUさんが指摘した『封建主義社会は地方自治組織同士の競争社会であるというところがポイント』に賛成します。

明治維新の成功の要因の一つは、
1)   優れた政治・行政指導者層が厚かった
2)   近代的経営が可能な企業家層が厚かった
3)   上記1,2が全国的に万遍なく多数存在した
ことです。

政治指導者の面では、日本全土にいた300諸侯が、藩の行政・政治を支える人材育成に力をいれた結果、<帝王学を修めた若い人材>が続々と供給されました。幕末の動乱がそこに加わったため、人材の振るい落としが行われたことも大きかったと思います。


経済面では、経営型豪農が多数存在したことです。
江戸時代は、様々な富豪を出現しましたが、特筆するのは付加価値が高い農産物・特産物の栽培・加工・販売により経営を安定させ着実に発展していく農家が全国的に出現したことでしょう。
養蚕・生糸・綿・酒・嗜好性の高い農産物・etc....内容はさまざまですが、共通してみられるのが、換金性・市場価値が高いものを選んで栽培・加工・販売することです。
この手の農業経営は、暴落・暴騰を繰り返す厳しい市場(江戸時代は、米が中心だが商品先物市場がある)を相手にして生き残り経営を安定・発展させていきます。
この経営型豪農にみられる特徴は、勤勉であることはもちろんのこと、さらに
1)   商品市場への関心の高さ
2)   栽培・加工・販路にたいする研究の熱心さ
3)   郷土・地域への貢献
4)   子弟への教育熱心さ
なのです。

このような農民はいつでも近代企業経営者に変身は可能です。
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