stupidumbguy2000さん
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2004/08/09 08:49 投稿番号: [2019 / 9237]
>韓国の状況に相応しくないように応用をしなかった
これ↑は韓国政府と企業を過小評価しすぎ。
まあ、これについては本を紹介しておきます。
「Technology, learning and innovation: experiences of newly industrializing economies」
edited by Linsu Kim & Richard R. Nelson
Cambridge University Press, 2000
>私は労動生産性(labour productivity)を話したのでした.
韓国は、マクロ的に見れば資本ストックの大きさに関して先進工業国との間にはまだかなり格差がある。
仮に韓国と先進工業国の技術が同じレベルでも、資本蓄積に差があれば、労働者一人当たりの生産力には格差がでるのだから、この点は分析においては重要な問題。
>全般的な企業の效率的なシステムの水準
これはたしかに重要ですが、新興工業国と先進工業国の格差の原因はそれだけじゃないってことです。
個別の例について言うなら、
>無駄使いで幾列にも数えて行く接待とか横領の費用とか
これはrent seekingの問題。
横領は論外として(横領は犯罪)、「接待」によって構築された信頼関係をベースにしたビジネスは、
韓国のように、
1.ルールのex postな安定性に対する信頼があまり高くない
2.均質性が高い
社会では合理的な行動でもある。
まあ、接待なんかは程度の問題でもあるから、「過度なもの」や「無意味に虚飾的なもの」はたしかに無駄だろうけど、接待文化自体は「企業のシステム」の側面だけで語れるほど簡単な問題ではないし、(少なくとも現状では)100%無駄と言うわけでもないよ。
>女性差別もここでは分け前堅たくします
これは日本にも依然としてあると思う。
韓国は徴兵制度に依存する男性優位社会だから、日本のそれより直接的な差別があるのかも知れないけど。
アジア諸国の中で、高学歴の女性に対する就業面での差別が小さいのはタイ。
ただ、タイは差別以前に、貧困という大問題があるから、女性にとってタイが条件の良い国とは必ずしもならない。
>あほうな男性 10人ができる同じ事を賢い男性 2人女性 2人が共にできる社会雰囲気が韓国はいまだにだめ
この点は、韓国人に自覚があるのであれば徐々に良くなっていくと思う。
ただ、世の中は必ずしも優秀な人ばかりではないし、優秀だからといって成功するとも限らない。
(成功・勝利には運も必要である)
だから、改革においては、
「能力に応じた適正な労働力配分をどのように実現するか?」
(優秀でない人々にもそれなりの職場は必要)
「敗者復活のシステムをどのように構築するか?」
も重要なテーマとして扱われなければならない。
韓国の通貨危機以降の改革は、これまでのところ、
「優秀であり運の良い」人物が勝ち残れるシステムに近づいているのだと思うけど、上記の問題は依然として残されたまま。
また、残念ながら、現大統領の経済政策はそれに対する答えにはなっていない。
>私の言った意図は生産品の国際気配にしたがって生産性がいくらでも変わるというの
先の例については、まず要素分配の話を理解しておかないと因果関係を間違って判断する恐れがあります。
それと、上記の意図に対しては、先のインドとイタリアの靴生産の例はあまり適切な例じゃないよ。
これ↑は韓国政府と企業を過小評価しすぎ。
まあ、これについては本を紹介しておきます。
「Technology, learning and innovation: experiences of newly industrializing economies」
edited by Linsu Kim & Richard R. Nelson
Cambridge University Press, 2000
>私は労動生産性(labour productivity)を話したのでした.
韓国は、マクロ的に見れば資本ストックの大きさに関して先進工業国との間にはまだかなり格差がある。
仮に韓国と先進工業国の技術が同じレベルでも、資本蓄積に差があれば、労働者一人当たりの生産力には格差がでるのだから、この点は分析においては重要な問題。
>全般的な企業の效率的なシステムの水準
これはたしかに重要ですが、新興工業国と先進工業国の格差の原因はそれだけじゃないってことです。
個別の例について言うなら、
>無駄使いで幾列にも数えて行く接待とか横領の費用とか
これはrent seekingの問題。
横領は論外として(横領は犯罪)、「接待」によって構築された信頼関係をベースにしたビジネスは、
韓国のように、
1.ルールのex postな安定性に対する信頼があまり高くない
2.均質性が高い
社会では合理的な行動でもある。
まあ、接待なんかは程度の問題でもあるから、「過度なもの」や「無意味に虚飾的なもの」はたしかに無駄だろうけど、接待文化自体は「企業のシステム」の側面だけで語れるほど簡単な問題ではないし、(少なくとも現状では)100%無駄と言うわけでもないよ。
>女性差別もここでは分け前堅たくします
これは日本にも依然としてあると思う。
韓国は徴兵制度に依存する男性優位社会だから、日本のそれより直接的な差別があるのかも知れないけど。
アジア諸国の中で、高学歴の女性に対する就業面での差別が小さいのはタイ。
ただ、タイは差別以前に、貧困という大問題があるから、女性にとってタイが条件の良い国とは必ずしもならない。
>あほうな男性 10人ができる同じ事を賢い男性 2人女性 2人が共にできる社会雰囲気が韓国はいまだにだめ
この点は、韓国人に自覚があるのであれば徐々に良くなっていくと思う。
ただ、世の中は必ずしも優秀な人ばかりではないし、優秀だからといって成功するとも限らない。
(成功・勝利には運も必要である)
だから、改革においては、
「能力に応じた適正な労働力配分をどのように実現するか?」
(優秀でない人々にもそれなりの職場は必要)
「敗者復活のシステムをどのように構築するか?」
も重要なテーマとして扱われなければならない。
韓国の通貨危機以降の改革は、これまでのところ、
「優秀であり運の良い」人物が勝ち残れるシステムに近づいているのだと思うけど、上記の問題は依然として残されたまま。
また、残念ながら、現大統領の経済政策はそれに対する答えにはなっていない。
>私の言った意図は生産品の国際気配にしたがって生産性がいくらでも変わるというの
先の例については、まず要素分配の話を理解しておかないと因果関係を間違って判断する恐れがあります。
それと、上記の意図に対しては、先のインドとイタリアの靴生産の例はあまり適切な例じゃないよ。
これは メッセージ 2016 (stupidumbguy2000 さん)への返信です.