合理的無視
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2006/07/17 18:35 投稿番号: [1855 / 10735]
【噴水台】合理的無視
1848年2月革命の直後、フランスのろうそく製造業協会は哀切な内容の請願書1通を議会に提出した。
「われわれろうそく製造業者は、値段が安くて性能が良い照明器具を作る外国業者と不公正な競争をすることで莫大な損害を受けています。 無慈悲に国内市場を攻略する強力な外国製造業者は太陽のような存在です。 国内の他の産業と密接に関係する(このため影響も大きい)ろうそく産業を生かすために、窓・採光窓・雨戸など日光が入るすべての通路とすき間を閉鎖するよう命じる法律を成立させて頂きたい」(『随筆で綴った経済学』パク・ビョンホ編訳)
フランスでろうそく製造業者は、外国産ろうそくの輸入禁止はもちろん、自然採光まで禁止する立法にすがった。 人為的な競争排除と需要の創出を同時に要求したのだ。 しかしこの請願は「消費者の利益を無視している」という理由で拒否された。
米国の経済・社会学者マンサー・オルソンは、特定グループにのみ選別的かつ制限的に入る利益(恩恵)が集団行動の唯一の動機、という事実を明らかにした。(『集団行動の論理』)
集団行動に乗り出す人々がいくら公益や国益を前面に出しても、実際には徹底的に私的利益を追求しているだけだ、という話だ。 フランスろうそく業者が国民経済に及ぼす影響と関連産業の被害を強調しながら、自らの利益を極大化するために太陽を遮ろうとしたように。
その利害が大きいほど、利益集団の凝集力は強まり、集団行動の強度は高まる。 問題は、利益集団の集団行動に対する一般大衆の反発が意外に小さいという点だ。 なぜそうなのか。 利益は特定の利益集団に集中する半面、社会的損失は広く分散し、個々人の被害は少ないからだ。 この場合、特恵を受ける利益集団は最少費用で最大の利益を得るという自らの合理的判断に基づき、一般大衆の損害には目を固くつぶって無視することになる。 いわゆる「合理的無視理論」だ。 これを逆にすれば、利益集団の個別的な損害を減らすために、どんなに大きな国家的利益も無視できるということになる。
先週ソウル市内のあちこちで韓米自由貿易協定(FTA)阻止のための大規模集会が行われた。 集会を主導した農民団体・労働界・映画界の人々は「韓米FTAが労働権を後退させ、国の食糧主権を奪い、国内映画産業を枯死させる」とし、交渉を即刻中断するよう要求した。 彼らの主張はそれなりに合理的だ。 ただ、国内の消費者と経済全般の利益を無視しているだけで。
金鍾秀(キム・ジョンス)論説委員
2006.07.17 17:23:13 (中央日報)
国内産業の保護は悪くはないと思うよ。
でも、南朝鮮は外国には輸入の自由化を要求して
自国は関税を設定したり、資金投入するから、
それが問題なだけ。
最後になるけど、「合理的無視」とは言わないだろう。
こういうとき。
1848年2月革命の直後、フランスのろうそく製造業協会は哀切な内容の請願書1通を議会に提出した。
「われわれろうそく製造業者は、値段が安くて性能が良い照明器具を作る外国業者と不公正な競争をすることで莫大な損害を受けています。 無慈悲に国内市場を攻略する強力な外国製造業者は太陽のような存在です。 国内の他の産業と密接に関係する(このため影響も大きい)ろうそく産業を生かすために、窓・採光窓・雨戸など日光が入るすべての通路とすき間を閉鎖するよう命じる法律を成立させて頂きたい」(『随筆で綴った経済学』パク・ビョンホ編訳)
フランスでろうそく製造業者は、外国産ろうそくの輸入禁止はもちろん、自然採光まで禁止する立法にすがった。 人為的な競争排除と需要の創出を同時に要求したのだ。 しかしこの請願は「消費者の利益を無視している」という理由で拒否された。
米国の経済・社会学者マンサー・オルソンは、特定グループにのみ選別的かつ制限的に入る利益(恩恵)が集団行動の唯一の動機、という事実を明らかにした。(『集団行動の論理』)
集団行動に乗り出す人々がいくら公益や国益を前面に出しても、実際には徹底的に私的利益を追求しているだけだ、という話だ。 フランスろうそく業者が国民経済に及ぼす影響と関連産業の被害を強調しながら、自らの利益を極大化するために太陽を遮ろうとしたように。
その利害が大きいほど、利益集団の凝集力は強まり、集団行動の強度は高まる。 問題は、利益集団の集団行動に対する一般大衆の反発が意外に小さいという点だ。 なぜそうなのか。 利益は特定の利益集団に集中する半面、社会的損失は広く分散し、個々人の被害は少ないからだ。 この場合、特恵を受ける利益集団は最少費用で最大の利益を得るという自らの合理的判断に基づき、一般大衆の損害には目を固くつぶって無視することになる。 いわゆる「合理的無視理論」だ。 これを逆にすれば、利益集団の個別的な損害を減らすために、どんなに大きな国家的利益も無視できるということになる。
先週ソウル市内のあちこちで韓米自由貿易協定(FTA)阻止のための大規模集会が行われた。 集会を主導した農民団体・労働界・映画界の人々は「韓米FTAが労働権を後退させ、国の食糧主権を奪い、国内映画産業を枯死させる」とし、交渉を即刻中断するよう要求した。 彼らの主張はそれなりに合理的だ。 ただ、国内の消費者と経済全般の利益を無視しているだけで。
金鍾秀(キム・ジョンス)論説委員
2006.07.17 17:23:13 (中央日報)
国内産業の保護は悪くはないと思うよ。
でも、南朝鮮は外国には輸入の自由化を要求して
自国は関税を設定したり、資金投入するから、
それが問題なだけ。
最後になるけど、「合理的無視」とは言わないだろう。
こういうとき。
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