朝鮮食べ物談義

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お焼き

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/04/17 19:42 投稿番号: [4846 / 6487]
北朝鮮生まれのお焼き、母の味2010年4月15日
筆者   鄭銀淑

人気店「列車チプ」のピンデトックは生マッコリとともにいただく。カキの塩辛やタマネギ、青唐辛子をはさんで食べてもおいしい

これが緑豆をすりおろす臼。真ん中のくぼみに材料を入れ、木の棒をつかんで時計回りに回す。この手応えがなんとも言えない
  ソウル鍾路の教保文庫の脇に、60年の歴史があるマッコリ酒場「列車(ヨルチャ)チプ」があります。最近、一帯の再開発で東側の第一銀行本店の裏に移転。先週、名物ピンデトック(緑豆のお焼き)の香ばしいにおいに誘われて久しぶりに入ってみました。店内はビンデトックをつまみに生マッコリを飲むおじさんやOLさんでいっぱいです。

  ビンデトックといえば北朝鮮の黄海道が本場。母が南北分断前の黄海道出身なので、子供の頃は家でよく焼いていました。「ひき臼でおろしたものが本物」と言いながら、水に浸した緑豆ともち米を臼に入れ、ゴリゴリと回しておろします。早過ぎず遅すぎず、回し方にはちょっとしたコツがあるようです。臼から薄い黄色の汁が流れ出る様子がおもしろくて、私は自分でやりたくてしかたがありません。母は私に棒を握らせ、その上に自分の手を添えて回してくれました。

  おろしたものにワラビ、キムチ、モヤシ、タマネギ、豚肉などを加え、こんがり焼きます。私が小学生だった70年代、韓国はけっして豊かではありませんでした。工業力では北朝鮮に遅れをとっていると言われた時代です。当時、剣道の防具を日本に輸出する仕事が成功していた両親は比較的豊かだったので、慶事のときなどは親戚や近所の人を呼んで宴会をしていました。みんながピンデトックをおいしいおいしいと言ってほおばるので、私も鼻が高かったです。母はニコニコ顔で、帰る人たちにピンデトックのおみやげを渡していました。

  その夜、「列車チプ」で食べたピンデトックは、母がつくったちょっとぜいたくなものとは違う、鉄板に豚の油をひいて焼いた庶民的なピンデトックです。救荒食のイメージが強いので、ある意味こちらが正統とも言えます。表面はサクッとして、中はほかほかでホットケーキのよう。さわやかな生マッコリとの相性も抜群。つきだしとして出るカキの塩辛といっしょに食べるのが大人流です。

  母の味に近いピンデトックは「列車チプ」から2つ目の「鍾路5街」駅の前、広蔵市場が有名です。がまんができなくなった私は店を出て、地下鉄に飛び乗りました。

http://www.asahi.com/international/seoul/TKY201004150192.html


あたしゃあ、信濃の方が良い。
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