朝鮮食べ物談義

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朝P、日本の食は外国人労働者のおかげ1

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/04/20 06:29 投稿番号: [2905 / 6487]
信州レタス、支える中国人615人――ルポ   にっぽん
2008年04月20日02時09分

  大型バスから降り立った101人は、だれもかれも同じ紺色の背広に赤い野球帽をかぶっていた。

  高原レタス生産量日本一を誇る長野県川上村に、4月9日から3日続けてそんな一行が到着した。全員が中国東北部・吉林省の農民だ。今月下旬までに計615人。これから11月まで、人口4800人の村に仮住まいし、農業研修生として信州野菜を育てる。

  「お母さん、おはようございます」。到着の翌朝、レタス農家の女性(62)に、楊光さん(23)と王凰竜さん(21)があいさつした。覚えたての日本語だ。

  驚いたことに今年の2人はいきなり日本名を名乗った。「片岡と呼んでください」と楊さん。王さんも「私は佐藤です」。中国の送り出し機関が、日本人が呼びやすいよう今年から研修生一人ひとりに日本名をあてがったという。曲さんは谷口さんに、宋さんは新美さんになった。

  研修生は1農家2人まで。楊さんと王さんの住まいは改装したカラオケボックスだ。4畳半大にベッド二つと小机が並び、プレハブの台所兼食堂もある。「少し狭いけど、電化製品もひと通りそろっていて快適」と楊さん。

  2人とも実家はトウモロコシ農家で、年収は1万元(約15万円)ほど。地元当局の出稼ぎ奨励広告を見て、7カ月働くだけで年収の4倍と知り、長野行きを決めた。

  語学や生活習慣の研修後、畑に出る。春はレタスの苗を植え、夏の間は収穫に追われる。秋はハクサイだ。

  研修生に支払われる手当は月々8万5千円。時給換算すると約530円。長野県の最低賃金669円以下だが、7カ月で帰国する彼ら研修生には最低賃金法は適用されず、合法的な額だ。ほかに受け入れ農家は、研修生の渡航費や光熱費、米代も負担する。

  20年ほど前まで、農繁期の川上村には若い日本人があふれた。日当6500円に残業代を含め1万円、3食付きで宿泊代もタダ――。そんな募集広告を「フロムA」など求人誌に載せれば、大学生や高校生が押しかけた。

  それが十数年前から、働き手不足に陥った。農家の伊藤嘉武さん(63)は「求人を出しても日本人が集まらねえ。来ても3日ともたずに逃げ出すようになった」と嘆く。腰をかがめての植え付け、未明から始まる収穫、重い箱の運搬。実入りはよくても、きつい仕事が嫌われるようになった。

  日本人アルバイトが減って、まず村に現れたのはイラン人やインドネシア人たち。レタスの収穫作業が始まる午前2時ごろ、農家に姿を見せては「シゴト、手伝います」と懇願して回った。

  だが就労資格が不安定だった。昨年と一昨年でインドネシア人やスリランカ人ら計約30人が東京入国管理局と長野県警に拘束された。ビザが切れていた。

  中国人受け入れは4年前から。最初は48人で、順調に増えたが、一昨年、研修生の深夜労働は法令に触れると入管から指摘された。農家は頭を抱えた。収穫期には未明から働かせて残業代を支払っていたからだ。「300時間まで残業をさせてあげてと最初の説明会で言われた。忙しい時に使えて、研修生も残業代に大喜びだったのに」。計15万円の残業代を支払ってきた農家の女性(59)は残念がる。

  地元JAなどが相次いで受け入れ資格を停止された。代わって、研修生を受け入れるため、約200戸の農家が村農林業振興事業協同組合を設立した。「中国人研修生はもはや欠かせない労働力。お金は多めに払ってでも日本人を雇いたいが、日本人はもう来てくれない」と組合の佐原吉平理事長(64)は話す。

  食料の自給率が39%まで落ちた日本。中国製食品への不信が広がる一方、日本の自給の現場はいまや中国人頼みになりつつある。外国人に依存する「農」や「漁」の現場を訪ねた。


2に続きます。
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