朝鮮を笑う

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解説;斜め上の雲 64 中編

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/07/27 14:40 投稿番号: [1662 / 2847]
前編に続いて「悪魔祓いの戦後史」(稲垣武)から、玉城素の分析について引用します。

≫そして玉城は、「北朝鮮の宣伝だけを見ている限り、建設が急速にすすみ、飛躍的に状態が改善されているような印象だけが与えられている」が、「実際に、丹念に数字をつなぎ合わせて検討してみると、その実情は意外にふるわないようである。公式資料はきわめて好成績の年、好成績の分野にかぎられ、不成績の場合には数字を出さないのが、この国の慣例のようになっている」とし、六一年から始められて、成績不振のため三ヵ年延長された七ヵ年計画についてこう分析している。
「この十年間の工業成長率(GNPの成長率ではない)のうち一九六六年と一九六九年との二年分が発表されていない。そこで、この二年分を、結果の数字から逆算推計して見ると、ゼロ以下(マイナス)であったことになる」
  玉城はさらに、六三年の成長率も八.〇%と例年の一四%を超す成長率に比べて激減していることに注目し、
「三年ごとに一回ずつ成長率がダウンし、はなはだしい場合にゼロに落ちこむということだ。資本主義経済でいえば循環性恐慌ということになるが、それが計画経済の下で、しかもきわめて短いサイクルで出現しているところに深刻な問題が横たわっている。これは計画自体に構造的欠陥があったものと見なければならないが、三ヵ年延長したさいにも、その点にはふれずに、目標を先にのばしただけであった」と喝破している。

悪けりゃ隠す、ってのび太のテスト答案かよ。

≫六九年は工業成長率の数字が全く発表されなかった(玉城はマイナス二%と推定している)にも拘らず、七〇年になって突如三一%もの異常に高い成長率が報告されているのはなぜか。水増し報告でないとすれば、七〇年は成績不振のために三ヵ年延長された七ヵ年計画の最終年に当たるので、遮二無二、突貫につぐ突貫工事で生産設備を拡張し、帳尻を合わせたとしか思えない。
  こんなアクロバットじみた成長率の数字を公表する「計画経済」なるものの「計画性」が果たしてあるのか。また、そういった旧陸軍の「員数合わせ」に似た生産設備拡充の中味がどんなものかは、想像に余りある。
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