朝鮮を笑う

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解説:斜め上の雲 20

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/04/12 01:34 投稿番号: [1358 / 2847]
>「草木皆ナ兵ト化ス」
  ということばがあるが、まさにそのとおりであった。

  ここは『三国演義』、官渡大戦で程碰が袁紹軍に仕掛けた「十面埋伏の計」が元ネタです。
  え?他所のものばかりですって?
  いえいえ、「十面埋伏の計」は司馬遼でもちゃんとあります。
「新史   太閤記」で竹中半兵衛がこの計を使って美濃に攻め入った織田軍を潰滅させています。「草木皆ナ兵ト化ス」と一種の縦深陣地、という言い方はそこから拝借しました。
  なお、その場面は大河ドラマ「功名が辻」で使われていました。竹中半兵衛役は筒井道隆でした。

>みずからは一隊を率いてしんがりをつとめ、師団将兵が全員収容されるまで舟艇に乗りこもうとはしなかった。

  久しぶりに史実です。なお、艦艇に収容されたあと、それまで片時も離さなかった日本刀を副官南少尉に手渡した、という記述を見たことがありますが、例によって副官ごと無視します。(笑)
  のちの話のためにも、日本刀はずっと離さず持っていてもらいます。

  また、この時期に金錫源は師団長を交代しております。開戦以来前線に立ち続け、疲労困憊、高齢の身が激務に耐えられなくなったからだといいます。1893年生まれですから60歳近いわけですが、マッカーサーは1880年生まれの70歳でした。
  別に金錫源が強健でないとか、マックが楽をしていたとかじゃなく、やっぱり前線司令官と総司令官とでは、同じく「激務」であっても、精神的重圧・肉体的疲労の内容は違うのでしょうね。
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