竹島

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竹島=独島問題、裁判による解決

投稿者: hangetsujoh 投稿日時: 2005/04/17 16:08 投稿番号: [8654 / 18519]
   半月城です。

   ****さん、
>   半城月さんは、この問題を国際司法裁判所で
平和的に解決する事に賛成ですか?反対ですか?

   私は竹島=独島問題を国際司法裁判所に付託することに反対です。理由は、領土問題の裁判となると「狼どもの国際法」を基準に判断されることになりますが、私はこれに反対するためです。以前、これについて書いた文があるので、その一部を転載します。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国際法の限界
http://www.han.org/a/half-moon/hm079.html#No.542
   フォークランドのように植民地がらみの国際紛争となると、国際司法裁判
所や国連安保理に解決を望むのはしょせん無理な相談になります。両者におい
ては古い狼どもの国際法ががぜん力を発揮するなど、帝国主義時代の亡霊がよ
みがえるからです。
   こう書くと読解力が不足している人からは、私は国際法をすべて否定して
いると誤解されそうです。その点、crazyOWL123 さんはきちんと理解されてお
られるようですが、私は力による侵略を禁止し道義的な正当性を織りこんだ現
代の国際法を否定するつもりはなく、逆にそうした「最新の国際法の精神」で
紛争を解決すべきだと考えています。

   その精神を基本に、各国は帝国主義時代の弱肉強食式国際法をすみやかに
清算すべきだと考えています。
   一例として、インドによるポルトガル領ゴアの接収(1961)をとりあげます。
これは「既存の国際法に従うなら、これを肯定しうる論拠はどこにもない」と
されています。それはポルトガルのゴア領有が、たとえ道義的に不当で今日の
国際法の基準では不法なものであっても、当時の狼どもの国際法にはかなうも
のであり、法の不可遡及からそれを現時点では不法と認定できないからです。
   それにもかかわらず、インドの行為は「反植民地主義の直接行動として新
興国から広く支持された」ようでした。その結果、インドの国際法上における
違法行為が道義的には正当な行為と評価され、国際世論を味方にしたようでし
た(注1)。
   これは、ポルトガルが衰退した帝国だったからこそ可能だったと思われま
す。対するにフォークランドの場合、イギリスは落日とはいえ安保理の常任
理事国で国際的に力があるだけに、アルゼンチンは国際世論を味方にできなか
ったようでした。また、国際機関も帝国主義時代の残渣の前では無力です。

   この例から明らかなように、国際法はこと領土問題に関する限り、大国の
栄光や利益を温存し、帝国主義時代の慣行を引きずっているため、新興国の立
場からすると、ときには道義に反したものになりがちで「固有領土」の主張は
無視されがちです。

   さて、インドにもどりますが、私はしばしば書いたように帝国主義国家の
侵略や、古い弱肉強食式国際法を非難するものであり、インドの場合はもちろ
んインドを支持します。それに反し、法匪はおそらく反対にインドの行為を非
難することでしょう。ここに決定的な見解の相違があります。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   狼どもの国際法では侵略戦争すら合法的ですが、そのように時には正義のかけらすら顧みない価値基準で領土問題を裁くことに私は反対です。
   竹島=独島問題の解決は、両国がお互いに真実を徹底的に明らかにすることがその第一歩であると確信しています。
   特に日本政府は多くの史実を隠蔽したまま「固有領土」の主張を繰りかえすのみです。江戸時代の「竹島一件」のてんまつや、明治政府が竹島=独島を「本邦関係なし」として放棄した史実など、真実をあらいざらい明らかにすべきだと考えます。

(注1)梶村秀樹『朝鮮史と日本人』明石書店,1992, P351

(半月城通信)http://www.han.org/a/half-moon/
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