下條正男氏への批判、竹島=独島放棄1
投稿者: hangetsujoh 投稿日時: 2004/12/05 18:34 投稿番号: [6152 / 18519]
半月城です。
下條正男氏に対する批判を継続します。今回は、明治政府が松島(竹島=独島)を放棄した問題をとりあげます。
1877年、明治時代の最高国家機関たる太政官は、「竹島外一島」は本邦に関係なしと心得るべきという指令を発し、竹島(鬱陵島)と松島(竹島=独島)を放棄しましたが(注1)、下條氏はどうしてもこれに承服できないとみえてこう記しました。
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この太政官による審査は、十分とはいえなかった。「竹島外一島」の「一島」が、今日の竹島を指すのかそうでないのか、判然としないからである(注2)。
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このように下條氏は「一島」がどこを指すのか判然としないと書きましたが、そんなことはありません。関係書類で「一島」は明確になっています。下條氏はその関係書類を恣意的に無視しているようです。
関係書類ですが、島根県が内務省へ提出した「日本海内 竹島外一島 地籍編纂方伺」(「島根伺い」と略す)に、「現在まで古書や古い書状が伝えられていますので、別紙のように由来の概略や図面をそえ、とりあえず申しあげます」と書かれ、詳細な資料が添えられていることが記述されました(注3)。
その添付書類のひとつに「由来の概略」があります。この書類で「一島」がどこを指すのかが明らかになっています。
ところが、下條氏は「島根伺い」の存在にはふれても、領有権問題のキーになる重要な「由来の概略」、原文でいう別紙「原由の大略」についてはまったく無視しているようです。これも同氏のいう「我田引水的 文献解釈」ではないでしょうか。
下條氏が意識的に避けていると思われる「由来の概略」には何が書かれているのか、それについてはすでに書いたとおりなので、ここでは核心になる部分の口語訳を引用します。
「磯竹島、あるいは竹島と称する。隠岐国の北西120里(480km)ばかりのところにある。周囲およそ10里(40km)である。山は峻険で平地はすくない。川は3条ある。また滝がある。しかし、谷は深くうっそうと樹木や竹が繁り、水源を知ることはできない。
・・・
次に一島あり。松島と呼ぶ。周囲30町(3.3km)である。竹島と同じ船路にある。隠岐をへだてる80里(320km)ばかりである。樹木や竹は稀である。また、魚や獣(アシカか)を産する(注4)」
(つづく)
下條正男氏に対する批判を継続します。今回は、明治政府が松島(竹島=独島)を放棄した問題をとりあげます。
1877年、明治時代の最高国家機関たる太政官は、「竹島外一島」は本邦に関係なしと心得るべきという指令を発し、竹島(鬱陵島)と松島(竹島=独島)を放棄しましたが(注1)、下條氏はどうしてもこれに承服できないとみえてこう記しました。
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この太政官による審査は、十分とはいえなかった。「竹島外一島」の「一島」が、今日の竹島を指すのかそうでないのか、判然としないからである(注2)。
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このように下條氏は「一島」がどこを指すのか判然としないと書きましたが、そんなことはありません。関係書類で「一島」は明確になっています。下條氏はその関係書類を恣意的に無視しているようです。
関係書類ですが、島根県が内務省へ提出した「日本海内 竹島外一島 地籍編纂方伺」(「島根伺い」と略す)に、「現在まで古書や古い書状が伝えられていますので、別紙のように由来の概略や図面をそえ、とりあえず申しあげます」と書かれ、詳細な資料が添えられていることが記述されました(注3)。
その添付書類のひとつに「由来の概略」があります。この書類で「一島」がどこを指すのかが明らかになっています。
ところが、下條氏は「島根伺い」の存在にはふれても、領有権問題のキーになる重要な「由来の概略」、原文でいう別紙「原由の大略」についてはまったく無視しているようです。これも同氏のいう「我田引水的 文献解釈」ではないでしょうか。
下條氏が意識的に避けていると思われる「由来の概略」には何が書かれているのか、それについてはすでに書いたとおりなので、ここでは核心になる部分の口語訳を引用します。
「磯竹島、あるいは竹島と称する。隠岐国の北西120里(480km)ばかりのところにある。周囲およそ10里(40km)である。山は峻険で平地はすくない。川は3条ある。また滝がある。しかし、谷は深くうっそうと樹木や竹が繁り、水源を知ることはできない。
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次に一島あり。松島と呼ぶ。周囲30町(3.3km)である。竹島と同じ船路にある。隠岐をへだてる80里(320km)ばかりである。樹木や竹は稀である。また、魚や獣(アシカか)を産する(注4)」
(つづく)
これは メッセージ 6098 (hangetsujoh さん)への返信です.
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