〉意味不明ですね
投稿者: nochonggakk 投稿日時: 2003/06/02 16:02 投稿番号: [1966 / 18519]
英米協議における英国側主張と、最終案における表記の仕方もまたずれていることはお分かりですね。「朝鮮条項」に関しては、「朝鮮(済州島・巨文島及び鬱陵島を含む)」と表記しているのであって、「放棄する島名」ではなく「帰属する島名」となっています。この最終案が、(1)案の方式に立ち戻れなかった(竹島=日本領を明記できなかった)ところに、私は米国側の譲歩(妥協)を見ています。竹島=韓国領と表記していた英国に対し、その表記形式を取り下げさせるために、米国もまた詳細列挙方式はとらないこととしたからです。米英ともに竹島がいずこに帰属するかを明記しない、というのが最終案の妥協的なところです。
英国側が米英協議を行った結果「竹島の日本領有を認めた」とするのは塚本孝による解釈です。しかしながら、彼の提示した英国側議事録ではそこまで読みとることはできません。そうである以上、史料の読み方・評価の仕方としては、少なくとも「英国は竹島の日本領有を認めたとまではいえない」とせざるを得ません。したがって、ここに米英の対立点を見、両者の妥協を見いだしているということです。
塚本孝の論文は、川上健三の論点を遙かに高めたものと考えています。教えられるところも大変多く、戦後の竹島帰属問題について学ぶところ大だと考えています。が、しかし、少々論旨の運びに無理があるところもあるのではないか、と懸念している次第です。
これは メッセージ 1964 (yusura_sdhk さん)への返信です.
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