竹島

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于山島から石島、獨島へ2

投稿者: hangetsujoh 投稿日時: 2003/04/26 21:50 投稿番号: [1591 / 18519]
   これを(1)に対比させると、勅令にいう竹島は松竹島とみられます。この島は、現在の竹島(韓国名)であることに日韓で誰しも異論はないようです。
   つぎに石島ですが、これは竹島=独島か観音島のどちらかになります。それ以外の可能性はありません。それは、竹島(韓国名)と同じくらいの大きさの観音島を除外して、それよりもはるかに小さな岩、しかも鬱陵島直近の岩などを勅令に含めることなど考えられないからです。
   さて石島の比定ですが、上記(1)と(3)の対比からすると芋山島は石島である可能性が高いといえます。これに関し「竹島日本領派」の塚本孝氏は慎重を期して石島の比定を避けましたが、くだんの下條氏は大胆にも石島を観音島と断定し、こう記しました。

  <さらに「勅令41号」に記された竹島は、今日の竹嶼であったので、石島は今の観音島とすることが出来る。何故なら獨島(竹島)でアシカ猟が始まるのは「勅令41号」が公布された三年後(1903年)で、それ以前は絶海の孤島だったからである(注2)>

   ここで下條氏は、勅令の竹島を今日の竹嶼としていますが、今日、竹嶼の名は存在せず、韓国名で竹島と称されています。同氏の杜撰さぶりを露呈しているようです。同氏はそれにとどまらず、いつもながらの飛躍論法で短絡的な結論をだしているようです。
   下條氏の言わんとするところは、要するに 1903年以前に韓国人は「絶海の孤島」にある竹島=独島の存在を知らなかったので、石島は竹島=独島ではありえず、観音島以外は考えられないという単純な論法のようです。

   そうだとしたら、これは反論として塚本氏の論文をあげるだけで簡単に一蹴されます。塚本氏は、安龍福を「記録上今日の竹島に赴いた最初の朝鮮人」と指摘しており、この一節からだけでも朝鮮人が竹島=独島の存在を知っていた十分な根拠になり、下條説はもろく崩れさります。
   さらにいうならば、観音島が石島と呼ばれたという記録はまったくありません。観音島は19世紀末の鬱陵島開拓以来一貫して Ggak sae seom(カッ鳥島)と呼ばれていました。その由来ですが、当時の島民は観音島に集団的に棲息していたカッ鳥を食糧にしていたことから、そう命名されました。現在でも韓国市販の地図では韓国語で Ggak sae seomと表記され、カッコ付きで観音島と書かれました。
(どなたか Ggak sae seomの日本語訳をご存じでしたら教えてください)

   石島が観音島でないとなると、石島はほぼ間違いなく竹島=独島になります。内藤正中教授もそう解釈しました。実際、竹島=独島はリヤンコルド岩とも称されたくらいですが、全島が岩で成り立っており、石島の名前はピッタリ適合します。
   当時、鬱陵島民は鬱陵島周辺の島を自分たちなりの愛称でカッ鳥島、竹島、石島などと呼んでいたようでした。そうした事情を禹用鼎は鬱陵島調査(1900)の過程で知り、それを勅令に反映したものと思われます。実際、禹用鼎は鬱陵島を郡に格上げする際に何らかの関与をしたことが禹用鼎の報告書からうかがえます。この間の事情を宋氏はこう記しました。

  「禹用鼎が鬱陵島から帰京した直後、内部大臣に提出した報告書に“本島 官制改編請議書が政府に留案された”としているのをみれば、関係改編作業は 1900年(光武4)6月中旬から始まり、禹用鼎自身もこれに関与していたようである(注5)」

   どうやら禹用鼎のアドバイスか、鬱陵島民が愛称で呼んでいた石島が行政機関で島の正式名称になったようでした。しかし、石島の名称は記録ではこの時だけのようでした。これは後日書くことにしますが、1906年の鬱島郡守による報告書で竹島=独島は獨島と表記されました。また 1904年、日本の軍艦・新高も韓国人が竹島=独島を獨島と呼んでいたと報告しました。『軍艦新高行動日誌』1904年9月25日条にはこう記されました。

  「松島ニ於テ『リアンコルド』岩實見者ヨリ聽取シタル情報
『リヤンコルド』岩 韓人之ヲ獨島ト書シ 本邦漁夫等 略シテ『リヤンコ』島ト呼称セリ」
(つづく)
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