Re: 隠州視聴合紀:無人島と「日本之地」
投稿者: puracyaka2007 投稿日時: 2007/09/22 07:09 投稿番号: [15828 / 18519]
te22200様、こんにちわ。
>もっとも「遥か外洋にある島が日本の地と言えるかどうかについて、幕府の高
>官から地方藩士に至るまで全ての人が共通の判定基準を持っていた」と言える
>ならば、無関係ではなくなります。そのように言える根拠があるならば、改め
>て考え直しますので、教えてください。私としては、国際法の学問が未発達
>だったこと及び幕府が情報を広く公開する習慣が皆無だったことから、その可
>能性は極めて低いと考えています。
共通の判定基準があったかどうかは判りませんが、ある島があって自国民だけが利用して他の国から何の抗議も無ければその島が自国領と思うのは当然でしょう。特に、当時は海外渡航が禁止されていたのだから、日本の領土がどこまでかというのは、重要な概念だったのではありませんか?
岡嶋正義の「因府歴年大雑集」に安竜福に関係して次のような記事があるそうです。「・・・小屋がけ唐人弐人罷ある様候へ共参り候壱人は通詞にて有之此嶋ハ日本の嶋成にいか様の義にて参候やあれに日本の舟有之候て・・・」と。要は、朝鮮語の出来る者が、安竜福らに「竹島は日本の島だ、何の用で来たのか」ということを言っているわけです。この「通詞」がさして身分のある人とは思えませんが、この人ですら日本の島と言っているわけです。無人島だから日本の島ではないどという気配は全くありません。
ついでに言うと、安竜福自身、長崎奉行所の取り調べに際して「・・日本之内竹嶋と申所之由は、此度承申候御事」と述べているくらいですから、安竜福に接触した日本人が竹島は日本領であると主張したのは疑いようもありません。
幕府のことは前に言及しましたが、無人島→無主地なんて、かなり無理があるとしか思えません。
これは メッセージ 15817 (te22200 さん)への返信です.
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