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「松島渡海免許」と林志弦氏の主張1

投稿者: ban_wol_seong 投稿日時: 2006/10/15 19:49 投稿番号: [14997 / 18519]
   半月城です。

   ahirutousagi2さん、Re:14992
>下條氏に問題点があるのかどうかは知りませんが、私から見ますと、堀和生氏の論文もずいぶんと恣意的で良心的とはいいがたいものですよ。

   ahirutousagi2さんは「歴史的な事実を知りたい」といいながら、下条氏が書く「歴史的事実」について何らの考察もしないのでしょうか?
   一方、堀和生氏ですが、明治政府が竹島外一島、すなわち竹島(欝陵島)と松島(竹島=独島)を日本の版図外にした『公文録』などの史料を発掘した同氏の20年前の功績は不滅ですが、それだけに同氏が書いた「松島渡海免許」の一節は、誇張していえば罪作りな記述です。堀氏はこう記しました。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  (大谷、村川)両家は竹島=欝陵島に渡る途中にある松島=独島でも若干漁業をすることもあったとみえ、1661年頃 新たに松島への「渡海免許」も下された。ただし、両家の目的はあくまで竹島=欝陵島であり、松島=独島はその往復途中の手間仕事にすぎなかった。
   また、二つの島の大きさは桁が違うので、当時の史料中でも「竹嶋之内松嶋」「竹嶋近辺松嶋」「竹嶋近所之小嶋」等のように、松島は竹島の属島として扱われていた(注1)。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  「松島渡海免許」は「竹島日本領派」の塚本孝氏によって否定されて以来、最近の池内敏氏の論文に至り「松島渡海免許」は存在しなかったというのが、ほぼ日本の定説になりました(注2)。
   しかし、韓国ではいまだに「松島渡海免許」の存在を信じる人がいるようです。たとえば、歴史学者の林志弦氏は「松島渡海免許」の存在を前提にして国境紛争についてこう記しました。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  紛争当事国は、それぞれ皆、この紛争地域が遠い昔から「我が国の国有の領土」と主張する。特に独島/竹島や釣魚島/尖閻諸島のように無人島の場合、現地住民と本土住民との文化的紐帯を主張する何らの根拠がないため、歴史資料に依存するしかない。
  それで、各々それが「我が国の固有の領土」であることを立証するに値する歴史資料を探し出そうと血眼だ。「神聖な我が国土」に対する愛国的歴史家の助けで、幸いにもこれらの国々は、皆それが「我が国有の領土」であることを立証する諸資料を提示できるようになった。
  しかし問題は、紛争地域に対するこれら歴史資料が、相手を納得させるほど、誰の目にも公平無私で客観的な証拠を提示できないという点だ。自分の目にだけそれなりに客観的な証拠であるにすぎない。そこで国境紛争はたちまち歴史論争に飛び火する。
  それは、もはや客観的事実の領域というより、主観的解釈の領域だ。歴史資料を通じて紛争が終決されるのではなく、互いに異なる主張が、これからは歴史まで背負って伯仲した平行線を走るだけだ。
  一七世紀徳川幕府の「渡海免許」が、独島(竹島)に対する日本の実効的支配を意味するという日本の学界の主張と、むしろ外国であることを立証するという韓国の学界の反駁は、一つの例にすぎない(注3)。
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(つづく)
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